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「いつかパラソルの下で」森絵都
いつかパラソルの下で
いつかパラソルの下で
森 絵都


25歳の柏原野々。二十歳の時に家を出てアルバイトをしながら彼の家に居候している。まじめで厳しかったお父さんが死ぬ前に浮気をしていた事がわかり、お母さんは生きる気力をなくしている。野々と同じように二十歳のときに家を出ている兄と父の言いつけ通りに真面目に生きてる妹。三人で父親の生まれ故郷の佐渡に父のルーツを知るため旅行に出かける。

野々の彼に対する気持ち、父の浮気を知った兄弟の動揺、佐渡への旅が終わったときの寂しい感じなど、どれも丁寧に心の動きが描かれていて共感出来る。

が、なんとなく後味が悪い。どうしてなのかずっと考えてみた。野々が彼のためにしてあげるサービスが嫌だったのかもしれない。大道珠貴さんの「しょっぱいドライブ」もいたたまれなくなって途中で投げ出してしまった私。「愛のないなげやりなセックス」が書いてあるとどうも頭が受け付けないらしい。まだまだお子様なのかしら?

「誰の娘であろうと、どんな血を引こうと、濡れようが濡れまいが、イカが好きでも嫌いでも、人は等しく孤独で、人生は泥沼だ。愛しても愛しても愛されなかったり、受けいれても受けいれても受けいれなかったり。それが生きるということで、命ある限り、誰もそこから逃れることはできない。」って最後のほうで野々が言う。印象に残った言葉。
| 本:ま行(森絵都) | 22:34 | comments(6) | trackbacks(5) |
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コメント
ななさん、こんにちは。
記事の移し変え、お手数をおかけしました。
ありがとうございます。
こちらにコメントも移してトラバしますね。

ななさんがレビューで書かれている、
印象に残った言葉こそ、
私が感動した場面でした。
読んで思い出して、また感動でした。

いかいか祭り、ぜひ行ってみたいです!(笑)。
| 藍色 | 2006/05/22 12:31 PM |
藍色さん、こちらこそ何度もコメントとTBありがとうございました。

イカイカ祭り気になりますよね?
佐渡行ってみたいですけど、乗り物酔いが激しいので
船旅はきっと無理です。
| なな | 2006/05/22 9:08 PM |
こんばんは。
TB・コメントありがとうございます。
佐渡は、良かったですよ。
高速船は、静かですよ、乗り物酔いはしないかも。
ななさんの「愛のないなげやりなセックス」の言葉が妙に心に残ります。父親との対比で書かれたのかもしれません。
| モンガ | 2006/05/24 11:57 PM |
モンガさん、こんばんは。

高速船は静かなんですね。
だけど、新幹線でも気持ちが悪くなる私…どうかなぁ。

この本を読んでから1年経って私も少しは大人になりました(笑)今なら大丈夫かも…
厳格な父親との対比なのかもしれないですね。
| なな | 2006/05/25 9:39 PM |
ななさんの嫌な部分も確かにわかるような気がする。
ちょっとそこだけがリアルすぎて。
でも私としてはルーツをたどる旅をして、少し開き直って素直にセックスもできるようになるんじゃないかなぁ、とラストは期待して読み終えました。
とにかくハッピーエンドは気持ちいいのだ!
| うー | 2006/10/08 10:18 PM |
うーさん、こんばんは。

自分を見つめなおして、
この先きっと幸せになれるんですよね。
最初にリアルな描写がドーンと来まして
なんだかやられてしまったんです…
| なな | 2006/10/09 9:08 PM |
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