CALENDAR
S M T W T F S
      1
2345678
9101112131415
16171819202122
23242526272829
30      
<< June 2019 >>
SPONSORED LINKS
ARCHIVES
CATEGORIES
カウンター
グリムス
MOBILE
qrcode
<< 「わくらば日記」朱川湊人 | main | 「エンド・ゲーム」恩田陸 >>
スポンサーサイト

一定期間更新がないため広告を表示しています

| - | | - | - |
「つきのふね」森絵都
つきのふね
森 絵都

主人公は中学2年生の鳥井さくら。親友の梨利とは48日前から話をしていない。梨利は髪を茶色に染め、学校を休んだりしてる。梨利の事を好きでいつもまとわりついていた勝田くんは梨利と私の後をつけましている。ちょっとした事件のときに助けてもらった24歳の智さんは心を病み、架空の宇宙船の設計図を描き続ける。

友達との喧嘩、将来の悩み、自分の弱さ、心の病気。いろんな事について書かれています。みんな何かしら悩みがあって、「植物になりたい」と思ったり、不良グループとつるみ犯罪に手を染めたり、ちょっとした心の揺らぎが対人恐怖症や強迫症になったりする。智のおじさんのいう言葉「人間、よくなるよりも悪くなるほうがらくだもんなあ」がすごく印象的でした。

だけどその傷ついた心を救うのは、誰かのちょとした一言だったり、たった1つの約束だったりする。落ち込んだり弱った時に、友達が言ってくれた目の前がパッと明るくなるような言葉を思い出しました。そういう言葉ってやさしいだけでなく時にはきつかったりするんだけど、すごく正しいくて明るい方向を向いてるんだよなって思いました。家族や友達にそういう言葉をかけてあげられるような人になりたい。

さくらが最後のほうで言う言葉「どんなに落ち込んだって、人はいつまでも植物のようではいられない。流れる時間やまわりの人たちがそれを許さない」は本当にいい台詞です。森さんの本っていつも色々考えされられます。

| 本:ま行(森絵都) | 11:19 | comments(4) | trackbacks(1) |
スポンサーサイト
| - | 11:19 | - | - |
コメント
こんばんわ^^TBさせていただきました。
森さんの本は、中高生向けの児童書が多いですが、子どものいる大人の人も読んでほしいと思います。
子どもの気持ちが本当に伝わる作品ばかりですよね。
感動します。
とても好きな作品です。
| 苗坊 | 2006/07/01 9:39 PM |
苗坊さん、こんばんは。

過去の森さんの本はどれもこれも児童書の棚にあって
ちょっと手にしにくかったりします。
だけど、大人にだって大切な事が書いてある
素敵な本ばかりだと思います。
| なな | 2006/07/01 10:28 PM |
こんばんは。

再読してみて、人間の生き方や友だちのことを
とても深く描き出していると、改めて作品のオモシロさを
感じました。
| くじら | 2008/09/18 9:23 PM |
くじらさん、こんばんは。
児童書だけど、子どもだけじゃなく大人が読んでも
なるほどって思えることが書いてありますよね。
| なな | 2008/09/19 9:24 PM |
コメントする









この記事のトラックバックURL
http://nanamemo.jugem.jp/trackback/37
トラックバック
森絵都著 「つきのふね」を読む。
「つきのふね」ってなんだ? 明日も生きてみようかと思う。 そんな心の根っこ。 そこから紡ぎだされる命の織物のこと? (おはなし) ◆...
| こじつけ☆読書ろく | 2008/09/18 9:24 PM |