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「空より高く」重松清
重松 清
中央公論新社
¥ 1,575

JUGEMテーマ:読書


僕らは廃校が決まった東玉川高校最後の生徒。平凡な高校生として、それなりに楽しくやっていたのに、赴任してきた熱血中年非常勤講師・ジン先生のせいで調子がくるった。通学路で出会ったピエロさんの大道芸に魅せられた僕は、ジン先生の持ち込んだ迷惑な「ウイルス」に感染して…。思わぬところから転がり込んだ「セーシュン」、そして明らかになる、ジン先生の―トンタマ一期生の、過去。
玉川ニュータウンにある廃校の決まった「トンタマ」こと東玉川高校に通う高校3年生の主人公・ネタローこと松田練太郎は何事も「そこそこ」を美徳とする冷めた高校生です。友人のヒコザ、ドカも同じようなもの。3年生しかいない校舎で数えきれない「最後」を背負った高校生たち。そんな彼らの最後の2学期の始業式に熱血中年非常勤講師のジン先生が赴任して来ます。ジン先生はトンタマ第一期生で、着任早々「最後だからこそ、卒業までに何かを始めてみようじゃないか。レッツ・ビギン!」と叫んだのです。まず最初にジン先生のばらまいた「セーシュン・ウイルス」にやれれ他のはドガ。ネタローは下校途中に見かけたピエロがやるジャグリングに魅せられた。ジン先生に勇気づけられたムクちゃんはネタローに告白をする。早稲田を狙うと言っていたヒコザは学校に来なくなった…


面白かったです。昔は重松さんの小説は暗くてニガテって思ってたんだけど、自分が重松さんが書く中年世代になったせいなのか何読んでも「そうそう」って思うことがあって面白い。

玉川ニュータウンって多摩ニュータウンがモデルなのかな。そういえばあそこらへんにあった都立高校が一つ廃校になったよなぁ。モデルかどうかはわからないけど、頭の中では多摩ニュータウンの風景が浮かんでました。

それにしてもジン先生。「もともと親や教師なんて、子どもから見たら、みんなカッコ悪いんじゃないのか?セコかったり、弱かったり、逃げちゃったり、負けちゃったり…子どもにそう思わせてやるのも、オトナの役目なんだ。」とか「オトナが子供に対して責任を持たなきゃいけないのは、たった一つしかないんだ。一生懸命に生きる事…それだけなんだ」など素敵な事言ってます。ネタローが言う「高校生になるとオトナとの関係、けっこう楽だぜ。目の前にスネねてる中学生がいたらそ、そういってやるんだけどな」って言葉もそうだよなぁって思いました。

ネタローに告白するムクちゃん。もともと無口だったからついたあだ名。そんな彼女が面白いんです。ネタローと2人の会話ににやにやしました。
| 本:さ行(その他の作家) | 16:18 | comments(0) | trackbacks(2) |
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