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「彼女が追ってくる」石持浅海
JUGEMテーマ:読書


“わたしは、彼女に勝ったはずだ。それなのに、なぜ…”中条夏子は、かつての同僚で親友だった黒羽姫乃を刺殺した。舞台は、旧知の経営者らが集まる「箱根会」の夜。愛した男の命を奪った女の抹殺は、正当な行為だと信じて。完璧な証拠隠滅。夏子には捜査から逃れられる自信があった。さらに、死体の握る“カフスボタン”が疑いを予想外の人物に向けた。死の直前にとった被害者の行動が呼ぶ、小さな不協和音。平静を装う夏子を、参加者の一人である碓氷優佳が見つめていた。やがて浮かぶ、旧友の思いがけない素顔とは。
碓氷優佳が出てくるシリーズ3作目だそう。1作目は読んだことは覚えてたけど、2作目は…と思ったら読んでました。それぞれ感想を読んでも「碓氷優佳がこわい」って事しか思い出せないなぁ。今回も碓氷優佳はあまり目立っていないように見えて、最後にドド〜ンとやってくれています。

個人で輸入販売業を営んでいる中条夏子は、古巣の社長をはじめとする旧知の経営者たちが集まる「箱根会」に3年ぶりに参加することにした。それはかつて同僚で親友、現在は夏子と同じく個人経営者の黒羽姫乃と会う、ただそのためだけに。

3年前、夏子と姫乃は同じ人、ファリード・チャンと付き合っていた。ところが彼は来日中に交通事故で亡くなった。その時日本に来ていたのは姫乃が呼んだからだ。姫乃のせいで彼が死んだと思っている夏子はチャンスを作って姫乃を殺害する。殺害後、すべて順調に処理したと思ったが、同じく「箱根会」に来ていた寺田とあってしまった。仕方なく寺田と飲み、寺田の部屋で朝を迎えた夏子。翌日、姫乃の死体が発見されたが、その死体には良太という男のカフスボタンが握られていた。いったい誰がそんなことをしたのか…

姫乃が死んだことによってすべてが終わったと思ったのに、カフスボタンを発見した事によって死者である姫乃から追われているような気がする夏子。警察に通報する前にみんなで協議しますが、その会話中も「カフスボタン」の謎を考え続ける夏子。犯人はカフスボタンを持っていた良太ではないか…と話がまとまり、それぞれが部屋に入ったその時、今まで静かにしていた優佳が夏子の部屋に来ます。そして言った言葉が「夏子さんは逮捕されちゃいますから」ですから。本当に恐ろしい人です。

そこから始まる二人の会話にはぞっとしました。自分が犯人だといわれているのに、どうしてそうだと思ったのかを優佳に平然と(装ってたのかな?)尋ねる夏子。それにしても「部屋に入ってから寝ようと思って、30分後に化粧をして外に出てくるなんておかしい」って言ってましたが、全然そんな事考えなかった。すっぴんで外に出たってことはないのか?私だったら眉くらいは書くけど、それ以外は何もしないだろうなぁ。

「逮捕されちゃいますから」と言いながらも、優佳は警察にそのことを伝える気は全くない様子。そして優佳の話を聞いて、夏子は姫乃は姫乃で夏子を殺そうと計画していたんじゃないかって考えます。そして本当にラスト、びっくりでした。
| 本:あ行(石持浅海) | 22:12 | comments(2) | trackbacks(1) |
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コメント
こんばんは。
2作目3作目は優佳は主人公の目線じゃないですもんね。
だからひょいと現れるのでそれが脅威だったりします^^;
最初から犯人は分かっていましたが、優佳も最初から分かっていたみたいで、それがどうしてかなと思ったらそれだけの事で分かったのか!?と思いましたけど、女性なら確かにあれ?って思いますよね。その書き方が上手いなと思いました。
そして最後の最後。ぞぞっとしましたよね。
こわいよーこわいよーと思って読み終えました。
| 苗坊 | 2012/08/07 11:21 PM |
苗坊さん、おはようございます。

そうそう、優佳ったら気配を消ししているのに
突然ひょいとあらわれてテキパキと指摘するので
びっくりしちゃうんです。
最後の最後は本当に怖かった。
石持さん、ラストにぞっとするの多いですよね。
| なな | 2012/08/09 8:43 AM |
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