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「痛み」
貫井 徳郎:福田 和代:誉田 哲也
双葉社
¥ 1,050

JUGEMテーマ:読書


現在最も注目を集める気鋭の作家による警察小説アンソロジー。犯罪と量刑のありかたを問う「見ざる、書かざる、言わざる ハーシュソサエティ」(貫井徳郎)、警視庁保安課刑事と通訳捜査官の活躍を描く「シザーズ」(福田和代)、留置場で何が起きたのか「三十九番」(誉田哲也)の圧倒的に面白い短・中編を凝縮してお届け!
新刊が出たら読む!って思ってる作家さん3人のアンソロジー。楽しみにしていたんだけどタイトルが「痛み」そして最初の貫井さんの物語は始まりからとても痛そう!もしかして3つとも痛いことがいっぱい書いてあるのかしら…とヒヤヒヤしながら読み始めたのですが、アマゾンの紹介を読んで驚いた。「警察小説」って括りだったんですね。

「見ざる、書かざる、言わざる ハーシュソサエティ」貫井徳郎
デザイナーの野明は深夜仕事を終えて帰ろうとした時に何者かに襲われた。激痛で目が覚めたら目は見えず、目を擦ろうとした時10本の指全部がなくなっている事に気がついた。「痛い」と喚きたかったが舌がなく声が出ない。いったい誰が。

これはも最初の2メージ目で読むのやめようかと思うくらいでした。とにかく被害者が痛そうで。命は助かったけど、助かった方が辛かったんじゃないかって言うような状態。目が見えず、手が使えず、話すことも出来ない。事件を調べる刑事は「犯人は被害者に死に等しいダメージを与えているが、現在の日本の法律、裁判制度では死刑にはならない。」という事を言う。犯人は誰だ?というより、死刑についてがメインだったような気がした。

「シザーズ」
警部補の上月は通訳捜査官、城とコンビを組んで中国人の犯罪組織をつかまえる。妻は「2人そろってハサミのようだ」と言う。城は美容師だった奥さんに逃げられ、3歳の子供を育てながら警察官をやっている。違法風俗店の摘発をしたところ、働いていた中国人がニセブランドバッグを持っていた。そのバッグを売ってた男を追う上月。

上月警部補と城通訳捜査官は若い頃同じ署で同室だった。現在、宿舎でも隣同士の2人。城は美人の奥さんが家を出てしまい、現在3歳になる子供を1人で育てている。そのため出世を諦めて通訳捜査官となっている。そんな城を何かと気遣う上月。その2人の関係がメインなのか、中国の犯罪組織の芋ズル式の逮捕劇はそれ程面白くなかったな。


「三十九番」
拘留係の小西は54歳。署では知り合いが多い訳ではないのにみんなから「コニさん」と呼ばれる絵。生活安全課の川辺から、1年前に拘留した加賀見を最近見かけないのだが、拘留中に何か言ってなかったか?と聞かれた。今、加賀見の子分の男が拘留中だがその男もこのところ加賀見を見ていないという。それから数日後、組対の木島からちょっとした仕事を頼まれた。その時、木島も加賀見を探していると聞かされた…

コニさんと呼ばれる小西がなにやら変というのは最初からにおわせていました。同じ署の2人の警察官から加賀見という男について聞かれる小西。動揺を隠せずにいる小西を見て、加賀見を殺してしまったんだろうなって言うのはわかったのですが、そこからラストまでは驚きばかりだった。ユキってそういう事なの?家に来た人にそんな事しちゃっていいの?と。
| 本:その他(アンソロジー) | 09:00 | comments(2) | trackbacks(1) |
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コメント
貫井さんの小説は、痛かったですよね!!
夜寝静まった中読んでて、心臓バクバクして眠れませんでしたよ!(涙)あんな大怪我で命に別状ないなんて。
誉田さんはさすがって感じで。コニさん・・・全然気付きませんでした。川部が噂のこと言い出して、私もコニさんと一緒になって驚いてました。

福田さんはこれを読む限りリストには加わりそうにありませんでした。(苦笑)
| じゃじゃまま | 2012/09/11 11:01 PM |
じゃじゃままさん、おはようございます。

貫井さんの物語は痛かったですね。
3つとも同じような「痛み」の小説だったら、読み続けられない!って心配になりました。
貫井さん、誉田さんの小説が素晴らしかったので、福田さんのは印象薄めですが、他の小説はいいのもあります!
| なな | 2012/09/13 8:59 AM |
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痛み 貫井徳郎著。
《★★★☆》 「見ざる、書かざる、言わざる」・・・ 貫井徳郎。  会社社長が襲われ、指を切り落とされ、目はキリでつぶされ、舌を切られた状態で発見された。命に別状はないものの、こんな状態では生きている方が辛い。誰がいったいなんの目的で? 背景にあるのは
| じゃじゃままブックレビュー | 2012/09/11 10:57 PM |