CALENDAR
S M T W T F S
 123456
78910111213
14151617181920
21222324252627
28293031   
<< July 2019 >>
SPONSORED LINKS
ARCHIVES
CATEGORIES
カウンター
グリムス
MOBILE
qrcode
<< 「けむたい後輩」柚木麻子 | main | 「終活ファッションショー」安田依央 >>
スポンサーサイト

一定期間更新がないため広告を表示しています

| - | | - | - |
「夜をぶっとばせ」井上荒野
JUGEMテーマ:読書


いじめにあっている長男、シメジしか食べなくなってしまった娘、そしてろくに働かない夫。ある日、メル友募集の掲示板に書き込みをしたことで、35歳の主婦・たまきの人生は転がりはじめる……直木賞作家が掬いあげるように描く、不穏で明るい家族の姿。
「夜をぶっとばせ」と「チャカチョンバへの道」の2つの物語。

「夜をぶっとばせ」は学校でイジメにあっている様子の長男と突然シメジしか食べなくなってしまった長女、仕事をしないで暴力をふるうカメラマンの夫と暮らすたまきの物語。

同窓会で瑤子と一緒にパソコンを買った。息子に助けられながらネットをし始めたたまきはある日メル友募集サイトに登録する。そしてその中の人と会うようになった…

とにかくたまきの様子が危うい綱渡りでどうなるのかと思ったけど、学校でバスケットをしていた時にボールを渡してもらえなかった息子の事を見ていた娘が、兄の友達に石を投げて怪我をさせるのです。その時に「いじめじゃなかったって事を納得して欲しくて」と言うようなことを言う相手の親に「ボールをわざとパスしないのは、いじめでしょう」っていってしまうたまきが素敵だったな。

そして「チャカチョンバへの道」は総菜工場で働く雅彦が主人公なんだけど、一緒に暮らす女の人が瑤子って名前。あれ?なんかつながりが?と思ったら、その男の人はたまきの元夫だという事が判明。瑤子の趣味は詩を書いて朗読することで、雅彦はその朗読会をいつも聞きに行っていた。ある日、突然黒人が訪ねてきて「僕の妻がどこにいるか知らないか」と聞いてきた。その男が公園で太鼓を叩いているのを目にした雅彦は太鼓に合わせて踊る女性の中にたまきに似た人を見つける。

雅彦がたまきと離婚した時のことを自分には全く非がないって思っている所に驚くやら納得するやら。瑤子と一緒に暮らしながらもたまきを見かけた途端たまきを探して街をうろつくんだから…それにしても「一夫多妻」を願う瑤子の想いにはちょっと驚いた。
| 本:あ行(井上荒野) | 08:52 | comments(0) | trackbacks(1) |
スポンサーサイト
| - | 08:52 | - | - |
コメント
コメントする









この記事のトラックバックURL
http://nanamemo.jugem.jp/trackback/2618
トラックバック
-
管理者の承認待ちトラックバックです。
| - | 2013/06/08 9:35 AM |