CALENDAR
S M T W T F S
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
2930     
<< September 2019 >>
SPONSORED LINKS
ARCHIVES
CATEGORIES
カウンター
グリムス
MOBILE
qrcode
<< 「七夜物語」川上弘美 | main | 「けむたい後輩」柚木麻子 >>
スポンサーサイト

一定期間更新がないため広告を表示しています

| - | | - | - |
「モンスターU子の嘘」越智月子
JUGEMテーマ:読書


昭和63年。ゲーム機賭博で数億円の荒稼ぎをしていた赤坂の喫茶店経営・石山詩子が、常習賭博の現行犯で逮捕された。
フリーライターの蒲田は拘置所で詩子と面会する。旧友で亡くなった刑事の寺本から「あの人のことを頼む」と懇願されていた。家庭を壊し、刑事という立場も顧みずして死の直前まで意識野にのぼらせ続けた女は、一方、寺本のことなどまったく意に介す様子を見せなかった。
腑に落ちない蒲田は詩子の娘で小学生の音子に会い「自分の本当の父親を探してくれ」と依頼される。
巻き込まれるように蒲田は各界の大物たちと会う羽目になり、詩子との不可思議な関係を目の当たりにしていく。
年号が改まった平成元年。獄中にいた詩子は、ある計画を実行に移す――。
詩子のせいで仕事を辞め、癌になって死んでしまった親友に「詩子を頼む」と言われたフリーライターの蒲田と恋人に貢ぐ為に横領事件を起こし刑務所に入った幸恵の目線で、過去の詩子と現在の刑務所内での詩子について語っていきます。

詩子、すごいです。相手の本質を見抜いて、相手が喜びそうな自分を演出。嘘を作り上げる。自分に有利にならない相手だとわかるとバッサリと切り捨てる。大物政治家からヤクザの組長、若い霊能師までありとあらゆる男と女が詩子の嘘に乗せられてしまうのです。そしてちょっとでも疑った人は失踪したり自殺したり…あぁ、怖ろしい。とは言え「モンスター」って程ではないなぁ。

蒲田が調べた詩子の過去。調べれば調べるほどうそばかりに見えるんです。やっと見つけた詩子の母親から聞いた、美空ひばりが幼馴染?何もかもがうそ臭いって思ったラストに詩子が流した涙。この最後の文章で「ん?」ってちょっとひっかかりました。
| 本:あ行(その他の作家) | 15:47 | comments(0) | trackbacks(0) |
スポンサーサイト
| - | 15:47 | - | - |
コメント
コメントする









この記事のトラックバックURL
http://nanamemo.jugem.jp/trackback/2616
トラックバック