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「殺戮ガール」七尾与史
JUGEMテーマ:読書


10年前、遠足で女子高生30名と教員を乗せたバスが、忽然と姿を消した。「某国による拉致」、「UFOの仕業」など様々な噂も流れたが、結局、手がかりもつかめないまま「平成最大のミステリー」として現在に至っている。この怪事件によって姪を失った刑事・奈良橋は、独自に調査を続けていた。そんな彼は、管轄内で起きた「作家宅放火殺人事件」を担当することになり…。黒いユーモア・ミステリー。
 10年前、K県西冠山の遠足に行った高校2年生の生徒と担任教師、運転手がバスごと失踪してしまった。刑事の奈良橋桔平の姪・今川美咲もその中の1人だった。美咲の母で奈良橋の姉の美由紀は、生活のすべてを娘の捜索に注いでいたが、西冠山の崖から足を滑らせ死亡。それから10年が経ち西冠山の土中から生徒達の白骨死体と観光バスが発見されるが、1体分の骨だけが見つからなかった。
その一週間後、作家の小田原重三が放火殺人に遭い、奈良橋は新任の香山潤平と捜査に当たることになる。小田原の担当編集者だった遠山研二の恋人の平嶺さゆみが、遠山の捜索願を提出しにやって来る。さゆみは、作家志望の遠山は以前に小田原が書いていた新作「スペクター」をさゆみに見せ「自分の物として出したい」と言っていたという。その本の内容は「一人の女性がいろいろな人たちの人生にかかわっては、その人たちを破滅させていくようなストーリー」だそう。そして遠山も死体となって発見される。
探偵の間宮晴敏は、作家・小田原の依頼を受ける事になった。大山茜と名乗っている女性をモデルにした作品を書くために、彼女の素性をできるだけ詳細に調べるというものだった。捜査を開始した間宮は、大山は人生のどこかですり替わった別人であることを突き止める。その「謎の女」は天涯孤独の女性を殺し、その女性に成りすましながら生きてきたその女は名古屋で結婚して子供までいたことがわかった。
 その女の特徴は白い肌、長くてきれいな黒髪、お笑いが大好きだという事。寝言で「バラオ、バス、ジェノサイド」などといいうなされるらしい。

なんだかすごい話でした。次から次へと人を殺し名前を変えて、顔を替えて生きていく女。それでもお笑いは捨てられない。読み終わってため息しかでなかった…
| 本:な行(その他の作家) | 08:00 | comments(0) | trackbacks(0) |
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