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「沼地のある森を抜けて」梨木香歩

主人公の久美は独身。亡くなった叔母から、マンションとともに先祖伝来というぬか床を受け継いだ。 「気に入らない人に手入れされると呻く」と言われているぬか床。ある日、中に不思議な卵らしきものが出来た。

久美とぬか床。男を捨てた風野。時子叔母さんの苦悩。久美の先祖が書いた記録。そして「シマ」の物語。現在から過去、物語がいろんな所にとびながら、ひとつにまとまっていきます。スケールの大きな物語。だけど、私はちゃんと意味を理解できてるのか心配になります。まるであの島の沼地のある森に入っていってしまって、そこから抜け出せずにいる。そんな気分です。

先祖伝来のぬか床を譲り受けた久美。男の人に頼らず一人で生きている久美。先祖伝来のぬか床を譲り受け、毎日かき回しているうちに、卵が見つかり、やがて人間が現れます。その現象に驚きながらも、その事について調べようと思い立つ。そして叔母である時子が相談していた風野に出会う。風野は男性である事を捨てている。そんな二人がぬか床の出所の島に渡り、化学反応によってお互いを魅力的と思う。梨木さんらしい愛の書き方だなぁと思いました。

久美と風野が話す「優生理論」の話。読んでいて胸騒ぎがしました。前にその話を読んだ本ですごくドキっとしたんですよね。どこかで読んだ事があるって思いました。梨木さんの「ぐるりのこと」に出てきたのかな?

シマの物語が3つありましたが、脳みそをフル回転させて想像力を働かせましたが、ついていけなかった。昨日から何回その章でうたた寝したことか…
| 本:な行(梨木香歩) | 00:02 | comments(6) | trackbacks(8) |
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コメント
ななさん、こんにちわ。
ぬか床からこんなにスケールの大きな話が広がるとは!びっくりというか、呆然としてしまいました。
「ぐるりのこと」で、語られていたことがここでもだいぶ形になっているように思えました。「優生理論」の話は、「ぐるりのこと」に出てたでのしょうか。「ぐるりのこと」は、読むのがしんどくて苦労したのに、すっかり忘れてます^^;
| june | 2006/03/15 12:49 PM |
juneさん、こんばんは。
そう、始まりはぬか床だったんですよね。
この話を読んでから毎日ぬか床をかき混ぜるたび
卵が入ってたらどうしよう…って想像してみます。
とはいっても、うちのぬか床は冷蔵庫でつけるタイプ。
歴史も何もないのです。

「ぐるりのこと」いろんな事に真剣に向き合う梨木さんの姿が印象的でした。「優生理論」について書いてあったんだと思うのですが、もう一度読み返す心の余裕がないです。あの本はゆっくりと向き合いたい。
| なな | 2006/03/15 9:08 PM |
ななさんこんにちは。
私も、なんだか今回はじっくりまっすぐこの本の世界と向き合えなかったような気がします。つきつめはじめるとすごく深いのがわかるので、ついつい足を踏み込むのをためらってしまう、本当に、沼のように。

またいつか余裕のあるときに挑戦したい本です。
| Chloe | 2006/04/13 8:07 AM |
Chloeさん、こんばんは。

梨木さんの本は奥が深いんですよね。
さらりと読んでいるとおいていかれる。
私も気持ちの余裕があるとき(そんな日は訪れるのか?)にもう一度真剣に向き合ってみたい。
| なな | 2006/04/13 10:00 PM |
ななさん、こんばんは。
この本、深く理解することができませんでした。
途中から話が大きく膨らんできて、何が言いたいのかさっぱりです。
でも、日常とちょっと離れた世界観は嫌いじゃないです。
いつか再挑戦してみようと思います。
| あおちゃん | 2006/08/28 10:28 PM |
あおちゃんさん、おはようございます。

そうなんですよね。梨木さんの作り出す世界は独特ですが、これは突き抜けていました。
シマの話で何度も記憶を失った(寝ていたとも言います…)私でした。
私もいつか再挑戦したいって思っています。
| なな | 2006/08/29 9:38 AM |
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