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「幾千の夜、昨日の月」角田光代
角田 光代
角川書店(角川グループパブリッシング)
¥ 1,365

JUGEMテーマ:読書


初めて足を踏み入れた異国の日暮れ、夢中で友と語り明かした夏の林間学校、終電後ひと目逢いたくて飛ばすタクシー、消灯後の母の病室…夜という時間は、私たちに気づかせる。自分が何も持っていなくて、ひとりぼっちであることを―。記憶のなかにぽつんと灯る忘れがたいひとときを描いた名エッセイ。
タイ、ベトナム、エジプト、モンゴル、ウランバートルなど角田さんが旅した時に過ごした夜。日常のなかで過ごした夜など、夜に関するエッセイ。旅したベトナム、モンゴル、エジプト、ペルー、モロッコの砂漠ツアーなどでの夜の話、あるいは日常のなかでの夜に関するエッセイが24編収録されている。

バックパッカーだった角田さんは私が行ったこともないような国で色々な経験をしています。砂漠で横たわりながら見た月の話は印象的でした。

日常での夜はお父さんを見送り、お母さんを見送った病院での夜。すごく好きだった人に電車の終わった後に呼び出され、タクシーに乗ってその人の町まで行く夜。元々片想いだったその人と飲んだ後「じゃあね」と言った時に恋の終わりを悟り、始発が来るまでボーっと空を見上げる角田さん。酔っ払った夜に電話をしていた人に「じゃあ死んじゃえばいい」と言われ、その時以降酔って電話をする事をやめたという角田さん。私なんて1年365日、本当に何にも考えずに昼を過ごし夜を過ごしているのに、こうやって自分のことを常に分析しているのかなぁ。すごいなぁ。

海で過ごす夜と山で過ごす夜、どっちが怖いかって話があった。私は断然海で過ごす夜が怖い。山だったら建物の中にいれば山とは遮断されそうだけど、海は常に波の音が聞こえるし、海は建物の中にまで進出してきそうな気がする。
| 本:か行(角田光代) | 22:25 | comments(0) | trackbacks(0) |
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