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「PK」伊坂幸太郎
PK
伊坂 幸太郎
講談社
¥ 1,260

JUGEMテーマ:読書


中篇「PK」「超人」「密使」からなる“未来三部作”。こだわりとたくらみに満ちた三作品を貫く、伊坂幸太郎が見ている未来とは。
あとがきに「少し手を加え、つながりを楽しめるようにしました」と書いてあります。ホント、色々なところで「あれ、この話知ってるも」「どこかに出てきた」って言う不思議な感覚がずっとありました。伊坂さんの小説のそういう「あれ?」って言うのがすきです。

つながりと言えば、最後の話で時間泥棒が出来る男は戦隊物ヒーローのアクション俳優になるのですが、最後に緑色のコスチュームを着ているって書いてあるんです。あぁ、ミドレンジャー確か出てきたよねって思ってたら、それは昨日読んだ中村航さんの「星に願いを、月に祈りを」の中で掌さんが子どもの頃にミドレンジャーが好きでブーメランがうまいって設定だったんだって思い出した。一つ前に読んだ本とつながっていて、ちょっとビックリ。

後できっと内容をすっかりきれいに忘れてしまうだろうなって思うので、結構ないようについて書いてあります。未読の方は下部は読まないで下さい。すみません。

「PK」
ワールドカップ予選。日本代表の小津は試合中ずっと不調だったのに、最後にPKを決めた。PKの前、幼馴染のチームメイトと何かを喋っていた。その会話がなんだったのか気になる大臣は偽証を求められ、偽証しなかった場合には自分に不幸が降りかかると脅されている。編集者に呼び出された作家は小説の修正を提案される。大臣は政治家になりたての頃テレビで話題になった事がある。修正しなかった場合には大変な事になると言われた。それ以前には不調だったのに、最後に神がかり的なプレーを成功させ、結果、PKを決めた男。キックを蹴る前、幼なじみのチームメイトと何を喋ったのだろうか・・?

作家は子供たちに「お父さんには次郎君という友達がいた」と言い、次郎君の恐怖体験を語って息子達をしつけていた。その次郎君が大臣の秘書。そして大臣は政治家に成り立ての時にマンションの3階から落ちてきた子を受け止める。その様子を見ていたのが小学生の小津で、その勇気を見てサッカーをがんばろうと思った。そしてワールドカップ予選前にPKを外せと脅されていたんだけど、子どもの頃に見た政治家を思い出してPKを決める。そんなつながりのある物語でした。

「超人」
作家の三島の所に奥さんに浮気がばれた作家仲間が来ていた。三島はスーパーマンの映画が好き。そんな時警備システム会社の営業マン本田が来た。話を聞いていた作家二人だが、本田は二人に「自分は特殊な能力を持っている」と告白する。サッカーの試合結果のメールのはずがこれから殺人を犯す人や日時が書いてあるメールが送られてくるようになったというのだ。そして殺人犯になる人間を事件が起きる前に殺していると言うのだ。二人の前でメールが送信され、次の殺人者は政治家、10年後に1万人が死ぬと書いてあるらしい。偽証を求められている大臣は自分が27年前に助けた幼児に会う事にした。それが本田。

レストランで会った本田と大臣だけど、本田の電話が鳴り外に出た途端何者かに襲われる本田。そこに登場したのが青い服を着た男ってところがなんだか面白かったな。三島の所にきていた作家は大臣のお父さんって事なんでしょうね。どこかに「浮気をしている女の人から電話がかかってきたけど、その時ごきぶりが出てきて奥さんは二階に上がってしまっていて、自分が電話に出て奥さんに浮気の事がばれなかった」って話があったけど、ここでは奥さんに浮気がばれてた。

「密使」
その日に握手した人の終わり6秒間を盗む「時間スリ」の能力を得た青年。彼はたくさんの人と握手が出来る仕事は何かと考え戦隊物のショーのアクション俳優になった。千葉県市川市にある物流倉庫の地下で青木豊計測技術長にパラドックスについて説明を受ける私。過去に遡り最初のドミノを倒す為、過去に密使を送るというのだ。そこになぜ私がいるのか…

ゴキブリ登場。伊坂さん、ゴキブリが嫌いって思ってたけど、本当は好きなの?

| 本:あ行(伊坂幸太郎) | 22:31 | comments(6) | trackbacks(4) |
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コメント
あれ?って感触
楽しいですね。
伊坂さんのエッセイを読んで、もっと伊坂さんについて知りたいと思いました。
| こに | 2012/05/25 10:21 AM |
こにさん、こんにちは。
「あれ?どこかで読んだかも…」楽しいですよね。
| なな | 2012/05/27 12:10 PM |
こんにちは。
伊坂さんの物語のリンクは面白いですよね。
私も「あれ?」と何度も思い、何度読み返したか^^;
人のつながりを強く感じた作品でした。
| 苗坊 | 2012/05/28 9:15 AM |
苗坊さん、こんばんは。
リンクは面白いんだけど、忘れっぽいから全然覚えていられない。なので「あれ?」が多くなるんです。
でも、それが楽しいんですよね。
| なな | 2012/05/30 10:15 PM |
この本、好きでした。
やっぱり、いいなぁ、伊坂さん。
| 寝湖世 | 2012/06/10 8:24 AM |
寝湖世さん、こんにちは。
読み終わってしみじみと「いいなぁ、伊坂さん」って思いますよね。ダイスキです。
| なな | 2012/06/10 10:59 AM |
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伊坂幸太郎「PK」
講談社2012年3月 第1刷発行215頁 未来三部作「PK」「超人」「密使」 読みながら幾度も考えましたもし、大震災の前だったら、ここまで納得して読めただろうか 3作品とも2011年3月以前に完成していたそうですあの大災害を予知するような文言が、発言者を変え、表
| 読書と映画とガーデニング | 2012/05/25 10:21 AM |
PK 伊坂幸太郎
PK著者:伊坂 幸太郎講談社(2012-03-08)販売元:Amazon.co.jpクチコミを見る その決断が未来を変える。連鎖して、三つの世界を変動させる。こだわりとたくらみに満ちた三中篇を貫く、伊坂 ...
| 苗坊の徒然日記 | 2012/05/28 9:13 AM |
「PK」 伊坂幸太郎 を読みました。
PK 伊坂幸太郎 講談社 発売日:2012-03-08 ブクログでレビューを見る&raquo; &nbsp;*** 内容(「BOOK」データベースより) ***その決断が未来を変える。連鎖して、三つの世界を変動させる。こだわりとたくらみに満ちた三中篇を貫く、伊坂幸太郎
| “寝湖世NOINU”のクタクタ、でも云いたい放題、やりたい放題 | 2012/06/10 8:20 AM |
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| - | 2013/11/05 12:43 AM |