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「炎上 警視庁情報分析支援第二室〈裏店〉」遠藤武文
JUGEMテーマ:読書


警察庁情報分析支援第二室。迷宮入りした事件の資料は、「捜査継続中」の名目のもと、ここに集まる。通称“裏店”。有名無実、無用の部署。室長代理の安孫子は、職務そっちのけで日夜、怪しい研究に明け暮れている。ところが、この男、事件にかかわると、たちどころに意外な真実を見破るのだ…。

「トリック・シアター」に登場した「裏店」の安孫子が主人公の短編集。「トリック・シアター」の内容はほとんど覚えていないんだけど、安孫子の事は覚えてた。それ位印象深い人でした。
安孫子さん、すごい!ご飯はいわゆる「ばっかり食べ」ご飯、おかず、汁物、一つずつ片付けていかないと気がすまないらしい。おすし屋さんでネタと酢飯を分けてくださいって言ったのに笑いました。だけど温泉の温度が1度違うだけでもわかるし、お酒の中に香水の匂いを感じたりとすごく敏感なんでしょうね。

「消失」
長野県で土砂崩れにより発見された白骨が10年前の事件の被疑者だと判明した。10年前に起こった貸し別荘殺人事件。別荘の中で母親が包丁で刺されて死んでいた。気を失った状態で発見された娘が、深夜物音が気になって起きたところ母親が刺されていて、兄が「父親が母親を刺すのを見たので探してくる」と言ったと証言した。ところが、息子と父親の行方がわからなくなっていたのだ。事件の資料は「裏店」に送ってあると言う。取りに行ったところ、安孫子が事件について調べるから和歌山に住んでいる娘に会いに行くという。

途中でなんとなく兄の行方はわかったんだけど、真実にはゾッとしました。娘がかわいそうだ。

「黒猫」
死んだ父の亡霊が見えると言い出した夫は霊の存在を信じ出した。病院で鬱だといわれたが、ある晩首に黒猫の頭をかけ除霊している夫を見た妻は夫を箱根旅行に誘った。隣の部屋の客が温泉の温度の事で従業員と揉めていた。あまり関わりたくないと思っていたが…

除霊にはまった夫が疎ましくなった妻。自分を裏切った妻に優しい夫。いい人じゃないって思ったら最後にゾゾゾ。

「窃盗犯」
家電量販店で高価なデジカメが無くなった。調べてみたら高価なものが数点なくなっていた。いったい誰が?そのお店の常連客は営業中に冷蔵庫の後ろに隠れ閉店を待っていた。相棒と一緒にテレビなどを数点盗もうと思ったが、相棒が突然殺された。いったい誰が?常連客は朝になり捕まったが、さらにもう一つの遺体が発見された。いったい誰が?

あっちにもこっちにも悪いこと考える人が…電気量販店の冷蔵庫の後ろ、隙間が空いているものなのかしら?別に入り込もうとは思わないけど…

「炎上」
以前コンサートで隣り合わせた安孫子を松本に呼んだ男は隣に住む非常識な男のことを相談していた。ゴミ屋敷に住むその男は何でも借りに来るし、盗みも働いているというのだ。そんな時、家が火事になっていると連絡が入った。ゴミ屋敷が燃えて延焼したらしい。隣の家の敷地内から隣人が発見された。

なんだかこれも途中で「実は…」って言うのがわかりました。が、この短編集の狙いは最後の驚きにあるんだなって言うのに気がつきました。最後の1ページにゾゾゾっていうのばかり。
| 本:あ行(その他の作家) | 22:46 | comments(0) | trackbacks(0) |
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