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「トライアウト」藤岡陽子
JUGEMテーマ:読書


八年前、新聞社に勤める久平可南子は、「父親はいない」男子を出産した。その半年以上前、可南子は写真週刊誌に深夜、その後、八百長疑惑で逮捕されたプロ野球選手の片岡信二と一緒にいるところを写真に撮られた。まわりの人間は、子どもの父親は片岡だと信じている。――新聞社に勤めるシングルマザーと、元プロ野球選手の胸打たれる再生を描く。

藤岡さんの本、初めて読みます。読みやすい本でした。まるでドラマを見ているような感じ。
八年前、新聞社に勤める久平可南子は未婚のまま息子を出産した。その半年以上前、可南子はプロ野球選手の片岡信二と一緒にいるところを写真に撮られ、片岡はその翌日八百長疑惑で逮捕された。周りの人は子供の父親は片岡だと思っている。が、可南子は父親が誰なのか誰にも話したことはない。
校正から運動部へ移動になった可南子。始めての取材はプロ野球のトライアウトだった。空を見上げる投手に見覚えがあった可南子。その選手は可南子が就職一年目に取材した高校野球で優勝した高校の投手・深澤翔介だった。

可南子の息子・孝太は1歳の時から仙台に住む可南子の両親に育てられている。小学校2年生になった孝太は体が大きく野球がうまい。孝太を養う為には仕事は辞められない。だけど、どんどん大きくなる孝太との距離に悩む可南子。可南子の両親は新聞販売店を経営している。頑固者の父親は可南子が未婚のまま孝太を産んだことをいまだに怒っている。

深澤は現役にこだわっているが、トライアウト後もまだ道が決まらずにいる。可南子に対してとてもぶっきらぼうな態度なんだけど、でもすごく誠実そう。そして孝太の父親が誰なのかを知っているようす。孝太や母校の野球部員への接し方を見ていると、本当に野球が好きなんだなって思います。やっぱり子供を指導する人はそういう人じゃなきゃって思えるような人です。

孝太を養う為、負けない為に仕事をがんばる可南子。ところが仙台にいる父親が倒れたり、孝太が友達に怪我をさせたりします。肩ひじ張って生きてきた可南子が深澤と関わっていくうちに少しずつかわってきます。自分にとって「大切なもの」が何なのか?そんな事に気付いたラスト。よかったねぇって思いました。
| 本:は行(その他の作家) | 09:23 | comments(0) | trackbacks(1) |
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