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「ファイヤーボール」原宏一
JUGEMテーマ:読書


熱くなれるもの、ありますか? なければ自分で作ればいい!
家族も顧みずに一心に働いてきた咲元は、海外出張から帰った矢先、突然の社内抗争に巻き込まれ、窓際部署に追いやられることに。仲間と思ってきた同僚たちに冷たくされ、妻や息子・娘からも疎んじられ、挙句の果ては、妻から町内会の役員まで押し付けられる。その町内会の場で思わず発した一言が波紋を呼び、町に「今より十倍盛り上がる祭り」を生み出さなければならない羽目になってしまうのだが……。
咲元が考えた「馬鹿馬鹿しいほど単純で危険な祭り」とは何か、果たして新しい祭りを作り出すことなど可能なのか、反対派の妨害・嫌がらせ行為にどう立ち向かうのか、そして、バラバラだった家族はいったいどうなる?
「大人が熱くなれるもの」とは何か、仕事にそれを求められなければどうすればいいのかをテーマとする、ユーモラスだけど、とびっきり熱くて、元気が湧いてくる感動の長編小説。
結婚して20年近く家族を顧みる時間もなかった程の仕事漬けサラリーマンだった咲元はヨーロッパからの海外出張から帰ってきた途端社内派閥抗争の影響で閑職に追いやられ、早期退職を迫られる辞退になります。定時で家に帰っても妻や高校生の息子、中学生の娘からは無視されます。妻のかわりに出た町内会の役員会で不用意な発言をし、役員会のボスに目をつけられてしまった咲元は「今より十倍盛り上がる祭り」を考え出さなければいけなくなります。考えたのはペットコンクール。ところが、そこで当て馬として提出した企画“火の玉転がし”が採択されてしまう。

テンポがよくて面白かった。あっという間に読みました。会社では派閥抗争に巻き込まれ、今まで仲間と思っていた同僚や、慕ってくれていた後輩は手のひらを返したように冷たくなる。仕事一筋だったので娘や息子との交流は全くない。町内会では影のボスが牛耳り、リベートなどをとっているがみんな言いなり。おまけに町は農家と開発地区の住民の対立があった。

そんなところで町内会の祭りを企画するのですが、所々で海外を飛び回る営業マンとして培ってきた交渉術を使い、祭りを成功させるのです。咲元を無視していた娘と息子もお祭りに協力し、家族も仲良しに。祭りをするのは「町起こし」の為じゃなく「熱くなりたいから」そんな思いが面白いです。

だけど火のついた3メートルの大玉を転がすだなんて絶対に無理だと思うんだけどなぁ。無理だろうなぁって思ってるそいか、一番盛り上がるだろうお祭りのシーンはそれ程頭の中に映像が浮かぶ事がなく読み終わってしまった。
| 本:は行(その他の作家) | 08:53 | comments(2) | trackbacks(0) |
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コメント
3mですよ。
実際やるなら2mまでだと思うけど、そこが3mなのが面白いのです。
| ところで | 2012/05/05 4:40 AM |
ご指摘ありがとうございました。
| なな | 2012/05/06 8:44 AM |
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