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「お別れの、そのあとで」伊藤たかみ
JUGEMテーマ:読書


結婚が決まった寛を祝おうと、高校時代の部活仲間が集まり、山でバーベキュー・パーティーが開かれた。子どもたちのジュースが川に流されてしまい、寛とかつての彼女が彼らの代わりに探しに行くが、道に迷ってしまう。夫を亡くした彼女と話しているうちに、二人は自然と昔に戻っていく…(「お別れの、そのあとで」)。「幸せ」をつかんだはずの男女が予期しない別れを経て、また新たな一歩を踏み出すまでの姿を、丁寧な筆致で描く。表題作ほか、6編を収録。
伊藤さんの小説、ずいぶん前に読んだっきりでした。なんとなく手にしてみた本。

昔付き合っていた彼女の事を考えたり、離婚した後に考える昔のことだったり、サラリと読める物語でした。

「あなたの右側」
3年前に別れた前の夫と歩く時には常に右側を歩いていたから、自然と体が反応して右側をあるいてしまう。恋人と歩きながら何度もぶつかってしまう若菜。

「ささやかな成人式」
社内報のインタビュー依頼を受けた英樹。入社する前の写真を用意してほしいと言われたが、どの写真にも高校生の時から付き合っている妻が写っている。

付き合い始めてから20年の夫婦。すごく素敵、こんな関係羨ましいなって思いました。で、ふと考えてみたら私も夫と付き合ってから余裕で20年経ってる!あぁ、やっぱり理想と現実は違うってことだね。

「東京会」
久しぶりに同窓会に出た祐介と奈美。高校まで電車で通うと2時間だったが、バイクだと短縮できるので祐介とケンジは学校の近くの林道にバイクを停めていた。そこで始めた願掛け。

「水平リーベ、僕の唄」
二十歳の頃から同棲して、結婚した美咲が出て行った午後に見つけたギター。そして思い出したリーベという男の事。

「真夜中のパラシュート」
離れて暮らす父親から「いらないコンピューターがあったら送ってほしい」と連絡をもらった。仕事のついでに実家により、父親にパソコンについて教える俺。スーパーで久しぶりに会った元彼女は手に花火を持っていた。

「ひと箱半の人生」
息子が小学生になるのを機に自分が使っていた部屋を息子の部屋にする事にした。たくさんあると思っていた自分の荷物は気がついてみたらダンボール1箱と半分。そして見慣れない鍵が出てきた。最初に東京に出てきた時に隣に暮らしていた妹に鍵について聞いてみる。

鍵って確かにドキっとするかもしれない。いつの鍵なんだろう?って。

「お別れの、そのあとで」
高校時代の部活メンバーが開いてくれたバチュラー・バーベキューで元彼女・明日香と遭難してしまった。明日香は最近頭の中で80年代音楽が鳴り響いていると言うのだ。そして寛にもそれが聞こえた。携帯もつながらない山の中、その音楽の音が大きくなる場所を探して歩く2人。
| 本:あ行(その他の作家) | 06:54 | comments(0) | trackbacks(0) |
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