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「口紅のとき」角田光代
評価:
角田 光代,上田 義彦
求龍堂
¥ 1,470
(2011-12)

JUGEMテーマ:読書


初恋、結婚、別離…ドラマはいつも口紅とともに。角田光代書き下ろし短編小説。
とても短い物語が8つ。ラストに角田さんの物語(なのかな)。短いけどすごく素敵な物語。タイトルは漢字で「口紅」だけど、文章の中では全部「くちべに」だったと思う。ひらがながすごくいいなって思った。

口紅、ついつい忘れて出かけてしまいエレベーターの中でポーチに入れっぱなしにしてあるのを慌てて塗ったりします。鏡の中の自分と向き合ってじっくり塗る時間って大切だなぁ。

「6歳」鏡台にむかってお化粧をする母。くちべにを塗る後ろ姿がすこし怖かった。

「12歳」おばあちゃんが亡くなった病院に行った私。父がおばあちゃんにくちべにを塗った時…

「18歳」卒業式の日、彼と一緒の帰り道。4月になったら別々の町で暮らす彼がくれたくちべに。

「29歳」両家の親にかきまわされ「いちぬけた」と言いたくなった結婚式。夫の母親に赤いくちべにをもらった。

「38歳」向うからおばさんが歩いてくると思ったら、それは鏡に映る私だった。翌日、いつもより早く起きて鏡に向かう私。

「47歳」17歳になった娘にくちべにを送った。娘は自分の部屋で鏡にむかってくちべにをつける。

「65歳」あの人のお見舞いに行くため、私は毎日きちんとくちべにを塗っていく。

「79歳」施設で私は無口だ。ある日、うんと若い子がお化粧をしましょうという。

| 本:か行(角田光代) | 21:40 | comments(0) | trackbacks(1) |
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