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「地下の鳩」西加奈子
西 加奈子
文藝春秋
¥ 1,260

JUGEMテーマ:読書


大阪、ミナミの繁華街―。夜の街に棲息する人々の、懸命で不恰好な生き様に、胸を熱くする力作誕生。

「地下の鳩」
イキり癖と驕り癖のある、暗い目をしたキャバレーの呼び込みの吉田。若い頃は見た目のおかげでもてていたが40を過ぎ、最近はどうもそうじゃない。ある雨の日、買い物を頼まれた吉田はみさをに会う。左右で印象の違うみさをが気になる吉田。みさをは経験もないのにチーママをしている。高校の時に教師と付き合ってから、なぜか後ろ暗い関係に身を置くことが多い。ある日、仕事が終わったみさをと吉田は会い食事をしに行った。


「タイムカプセル」
奄美出身のミミィは老舗オカマバーのママ。客引きが多くたつ角に毎晩立つ界隈では有名人。一度やって来たもてそうな男の客が別の日に男を連れてきた。菊地と立埜と名乗る二人はそれからよくきてはお金を落としてくれるようになった。しかし彼らがやって来た日から、常連客の菱野が全く来なくなった。そして菱野の担当だったことのが無断欠勤をした。
なんだかすごく重い物語でした。全くどこにも出口がないというのか、それでいいの?大丈夫なの?と心配になる。ちゃんと働いているようなのに、女が出来ると全く無気力になってしまう吉田とそんな男を引き寄せてしまうみさを。

なんだかどうしようもない2人の物語。閉塞感たっぷりでした。

吉田は暴れているオカマバーのミミィを助けようとして、殴れれてしまい目を汚します。ミミィがなんで大暴れをして人を刺してしまったのかが語られるのが「タイムカプセル」

すごく短い物語なのに、色々な事がギュっと詰まった物語でした。子どもの頃いじめられた記憶。ずっと引きずってしまうものなんでしょうかね。いじめた方は忘れるけど、いじめられた方は絶対に忘れない。
| 本:な行(その他の作家) | 20:34 | comments(0) | trackbacks(0) |
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