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「ボトムレス」拓未司
JUGEMテーマ:読書


噂の料理に魅せられた人々の底なしの欲望が交錯する。人々を嘲笑うかのように増幅していく噂。真相に辿り着いた先に待っているもの、それは、快楽か?希望か?それとも…。食の価値観を揺さぶる奇妙な世界への入り口がいま開く。

「あつあつを召し上がれ」の後に読んだのは失敗だったかも。料理の話が続いてちょっと混乱しました。
死ぬほど旨い料理が食べられるという都市伝説のような噂のある「ホール」というレストラン。その噂に引き寄せられてさまざまな人が訪れます。

辛口批評しかしなため、レストランから嫌われているグルメ評論家。腕には自信があるものの、店の立地条件が悪い為お客の入りが今ひとつのシェフ。ネタ探しに必死の週刊誌の編集者。フードファイターとして自立したいフリーター。ロハスにこだわるOLとその友達などが「ホール」を訪れます。無性に気になるが、だけど心のどこかで行かない方がいいと警告が聞こえる。レストランに入ってみると「死ぬほど旨い料理」はメニューに載っておらず老ウエイターが噂を否定します。それでもしつこく聞くと「当店にございますのは、食べると死ぬかもしれない料理でございます」というのです。

なんだかゾッとしました。結局は食に対しての姿勢が行き過ぎた人間は制裁され、改心の予知がある人は助かる。そんな物語です。老ウエイターが喪黒福造に見えてきました。ただこのホール、見えない人もいるんです。それは食に対する関心が低くて「裁くほどの罪を犯してない人」だと言う。私はきっと「ホール」が見えないタイプだろうなぁ。食に対する関心、ほとんどないですから。

そして葛西という老人が所々に出てきて昔自分が犯した罪について回想します。それが「ホール」が出来たきっかけなのかしら。

| 本:た行(その他の作家) | 17:19 | comments(0) | trackbacks(0) |
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