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「あまからカルテット」柚木麻子
JUGEMテーマ:読書


ピアノ教師の咲子、編集者の薫子、専業主婦の由香子、カリスマ美容部員の満里子。危うく美しい29歳たちを描く傑作ラブ・コメディ。
自宅でピアノを教える葛原咲子、サンチョ・パンサ出版の編集者・島田薫子、化粧品メーカー<ボーテ>の美容部員・立花満里子、ブログ<ごろぱんだな毎日>でレシピを公開している料理上手な専業主婦・深沢由香子。4人は中学からの友達で30代目前なった今でも月に一度は咲子の家でティーパーティーで盛り上がる。いつもは皆の話を聞く側の咲子が、語り出したのは、ひとめ惚れした相手のこと…

そんな風に話が始まります。一人が食べ物にまつわる人探しを持ちかけ、残りの3人がそれぞれの得意分野でその食べ物について調べる。そんな物語。楽しい時はもちろん、つらい時に駆けつけて身の回りの世話をする。長いこと友達だけど、でも誰かをうらやむこともあるし、言えないことだってもちろんある。そんな友情がいいなぁって思いました。

「恋する稲荷寿司」
咲子が、ピアノ教室のお母様達とお花見をしていた時に出会った男性。すごく素敵だったけど、名前さえ聞けなかった。手がかりは美味しい稲荷寿司と酔っ払ったサッチモ先輩の名前のみ。薫子は会社の食べ歩き専門の先輩に美味しいお稲荷さんのお店の情報を聞き、満里子は合コンで出会った男性からサッチモについての話を聞き、由香子は同じ味を再現しようとする。

「 はにかむ甘食」
料理が得意な由香子は薫子に頼まれて雑誌に料理を載せたことがきっかけで料理本を出版することになった。しかし、ネットで由香子を批判する掲示板を見てから、何をする気にもなれなくなってしまった。3人は由香子の家に突撃し由香子をお風呂に入れ、化粧をし、料理を食べさせ、由香子の思い出のマドレーヌを作った人を探す事になった。

「胸さわぎのハイボール 」
合コンがきっかけで雄太と付き合い始めて1年がたつ満里子は最近店長になり、雄太とすれ違いの日々だった。ある日、仕事が終わってから雄太の家で料理を作って待っていると、酔って帰ってきた雄太が「ユキコ、ハイボールおかわり」と言った。話を聞いてみると、高校の同級生が始めた飲み屋に行ってたとの事。

「てんてこ舞いにラー油 」
同じ出版社の先バキさんと結婚した薫子。神楽坂にマイホームを買ったが、お互い仕事が忙しく引越しのダンボールさえ片付けられない状態。不仲の両親を見て育った薫子は温かい家庭に憧れているが、そんな生活とは程遠い毎日。ある日、仕事から帰ってみるとドアノブに手作りのラー油がかかっていた。食べれば力がわいてくる不思議なラー油。いったい誰が置いていったものなのか?

「おせちでカルテット」
料理が苦手な薫子はお正月には夫の実家から受け継いだ4段のお重一杯におせち料理を作る事になっていた。元旦に来る姑におせち料理を披露するため、大晦日にみんなで分担しておせち料理を作る予定だった。ところが大晦日には雪がふり、咲子は高崎で足止め、由香子はテレビ局で急遽おせち料理を作る事に、満里子は店舗の倉庫に閉じ込められることに。さらに、雪を心配して姑が大晦日のうちにやって来た。さぁ大変。

最後の物語はそれぞれが自ら苦手な事、コンプレックスを感じていた事に立ち向かい、前向きになります。うまく行き過ぎって感じはありますが、でもテンポがよくて面白かった。
| 本:や行(その他の作家) | 21:57 | comments(0) | trackbacks(0) |
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