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「純愛モラトリアム」椰月美智子
JUGEMテーマ:読書


恋人の娘を誘拐する男、ストーカーに恋する女、 いつも禁断の恋を妄想する教師…… ちょっと度が過ぎているけれど、本人たちは大真面目。 “恋”することはできるけれど、“愛”にはまだ早すぎる!? 不器用な人たちの可笑しくも切ないラブストーリー。

連作短編集とでも言うのか、前の章に出てきた人が次の章で主人公だったりします。

最初の方は「不器用な人たちのおかしくも切ないラブストーリー」だったけど、後半はそうでもなかったかな。

「妄想ソラニン」の寛太先生。その妄想癖は中学の頃からの筋金入り!すごいです。すごすぎです。
「西小原さんの誘拐計画」
部活帰り、急に車の中にひきこまれた。運転しているのはお母さんの彼の西小原さん。どうやら私を誘拐したらしい。

お母さんは18歳の時に子供を産んで、私は今14歳。お母さんは32歳。西小原さんが言ったお母さんが私を産んだわけがよかったな。

「やさしい太陽」
私の家に居候している太陽は誰にでも優しい。優しすぎる。私が仕事の間に女を連れ込む事4回。そして私は彼と別れることを決めた。

いやいや。4回もよく我慢したものです。2回目と4回目は何もなかったかもしれないけど、1回目と3回目は明らかに何かあった訳だし。自分から別れを言い出したのに、それでも別れがたい人。太陽ってどんなに魅力的な男なんだろうか。

「オケタニくんの不覚」
コンビニでバイトをしていたらストーカーにつけられているという女の人が飛び込んできた。その女の人が憧れている里穂さんの友だちだった。里穂さんとは以前バイトしていたレンタルショップで知り合った。店員だった俺が勧めた映画を借りてから話をするようになったのだ。だがレンタルショップがつぶれて、それから出会うこともなくなっていた。今、レンタルショップで一緒に働いていた太陽という男が居候している。

里穂さん、なかなかあけっぴろげな性格でビックリ。それにしても太陽君、どこにいてもマイペースだなぁ。

「スーパーマリオ」
友人の里穂のストーカーだったマリオが私を対象にして来た。と思ったが、時折町で見かけるマリオは祖母を甲斐甲斐しく世話し、困っている人に優しく手を差し伸べている。そしてマリオと付き合う事になった。

困っている人に優しいマリオ。だけど、里穂に対しての行動が「ん?」って思いました。でも、好きになったらそういうのは些細な事になってしまうものなのね。最後のタンスに入っている物。なんでもないといいなぁって思います。

「妄想ソラニン」
中学の教師になった寛太は人生初めてのバレンタインチョコをもらった。二つは生徒からの義理チョコ。そして最後の一つは下駄箱に入っていた。チョコの送り主は名前を書いていなかったが、きっと男子生徒のマドンナ・若村に違いないと思っている。

顔がニキビの後だらけで、そこからジャガイモの芽の中にある有毒物質ソラニンと命名された寛太。とにかく「イタイ」男です。昔から妄想で一人遊びをしている寛太が中学の教師になって妄想したのが若村と付き合っていて18歳になったら結婚するという妄想。イタイ、痛すぎる…3年間チョコを送り続けた人がわかったラスト。25歳と41歳…ありですか?

「1Fヒナドル」
高校に入り付き合っていた他県の高校で寮生活をしている彼から「他に好きな人が出来たから」と言われた。学校ではヒナドルと呼ばれ、ファンクラブが出来上がっている。美少女コンテストに勝手に応募された日菜は最終審査まで行くが、きるはずだった水着が破られていて棄権した。その水着を破ったのは…

すごくかわいい顔をしているのに、考えがサバサバ。「付き合う男の陰部写メは必須なり」なんてよく考えるものです。春日井君と仲良く幸せになってほしいわぁ。

「アマリリス洋子」
「利根川の妖精」でデビューした柴田洋子。だが、全く売れず事務所で雑用などをしていた22歳の時、春日井信之新介という無名の映画監督に映画に出てもらえないかといわれた。これが最後のチャンスと泳げないのに頑張った洋子は、川の水で溺れて5日間意識を失ったままだった。

「菊ちゃんの涙」
昔悠木かりんという名でアナウンサーをしていたが、現在は地元タウン誌の記者だ。書いた記事はボツにされ、自分についてる新人は使えない。おまけに高校生の甥が家出をして居候し始めた。

「アマリリス洋子」の中ですごくいやな性格だった悠木かりん。本名が山田菊子って名前って知って「ざまみろ」なんて思ってたんだけど、気がついたら少しずつ菊子の気持ちに入り込んでいました。がんばれ、菊子。ただの鉄男だと思ってた新人君の意外な一面には驚きました。

| 本:や行(その他の作家) | 23:07 | comments(0) | trackbacks(0) |
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