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「ピースメーカー」小路幸也
JUGEMテーマ:読書


赤星中学内で対立する運動部と文化部の架け橋となり、学内に平和をもたらす存在“ピースメーカー”。その実態は、放送部の良平とケンちゃん―知恵と愛嬌の凸凹コンビだ。ハートフルでちょっとノスタルジックな青春エンターテイメント。

時代はずいぶんと昔。放送部の2人が抱えているのはラジカセです。

主人公の良平は放送部顧問のコウモリこと中山先生に言われ「二代目ピースメーカー」として、中学入学と同時に放送部に入った。初代ピースメーカーは良平の姉・みさき(みーちゃん)だ。良平の通う学校は昔から文化部と運動部の仲が悪い。それは、文化部総合顧問の菅野先生と、運動部総合顧問の玉置先生、二人の古株の先生の争いでもあった。他の先生達もどちらかの派閥には属していたが、そんな状況をよく思っていない先生もたくさんいた。そんな一人である、放送部顧問のコウモリこと中山先生は、近所に住んでいて小さい頃から知っていたみーちゃんに「放送部に入って文化部と運動部の橋渡しをする<ピースメーカー>になって欲しい」と頼んだのだ。人望が厚かったみーちゃんは色々な人から話を聞き、文化部と放送部のいざこざを解決して学校内では伝説の人となっている。みーちゃんが卒業し放送部は廃れ、文化部と運動部もまた険悪になってしまった。そこで、みーちゃんの弟である良平が放送部に入って「二代目ピースメーカー」として頑張る事になった。
人望が厚かったみーちゃんと違い良平はいわゆる普通の生徒。なので良平の所に色々な噂が集まっては来ない。良平はアイデアを担当。幼馴染のケンちゃんは技術担当。二人はスピーカーを通して盗聴をするのです。見つかったら大変な事だけど、まぁ仕方ない。


「一九七四年の<ロミオとジュリエット>」
文化部総合顧問の菅野の息子で元バスケ部の生徒と運動部総合顧問の玉置の娘で吹奏楽部の生徒が付き合っているという。玉置先生に2人の事がバレてしまい、大変な事に。

「一九七四の<サウンド・オブ・ミュージック>」
剣道部の二大エースの折原と河内。ところが、河内は折原と戦う時だけ必ず負けるというのだ。

「一九七四の<スモーク・オン・ザ・ウォーター>」
文化祭でフォークソングのグループが演奏するというのはしばらくの伝統なのだけど、そこにロックバンドの演奏も入れられないか、という話がある。難しいのは、ロックバンドの一つのリーダーが、元サッカー部の不良だということ。文化部総合顧問の菅野先生がOKするはずがないのだ。

「一九七四の<ブートレグ>」
三浦という転校生が放送部に入ってきた直後、職員会議で、お昼の曲を流すコーナーで、ロックを流してはいけない、と決まってしまった。放送部はなんとかこれを覆そうと必死になる。

「一九七四の<愛の休日>」
部長だけど幽霊部員である沢田さんから、放送部が廃部になるかもしれない、というとんでもない話を聞かされる。良平も知らなかったコウモリとみーちゃんが付き合っているという噂。放送部最大の危機をすくったのは…

「一九七四の<マイ・ファニー・バレンタイン>」
沢田さんの家でパーティをしていると、書道部の部長から電話。<ピースメーカー>に折り入って話がある、という。正月に、書道部好例のイベントがあって体育館を使うのだけど、色々あって使えなくなりそうだ、という。<ピースメーカー>として頼ってきてくれた第一号として、なんとかしてやりたい。
| 本:さ行(小路幸也) | 22:48 | comments(2) | trackbacks(1) |
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コメント
ハートフルはやっぱりバンドワゴン系ですよね〜。
バンドが出てきたとき、我南人を思い出してしまいました。小路さんらしいな、と。
それにしても良平たちの人柄で許しちゃいましたけど、盗聴はいただけませんね〜。(笑)
| じゃじゃまま | 2011/05/27 10:40 PM |
じゃじゃままさん、こんばんは。
ハートフルでしたね。小路さんのこの手の話は安心して読めるから好きです。
そうそう、盗聴ですからね。
中学生なので、まぁいいですが(笑)
| なな | 2011/05/28 9:18 PM |
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ピースメーカー 小路幸也著。
≪★★★≫ 「僕」の通う赤星学園には通称カンタマの戦いというものがある。 文化部顧問と運動部顧問の対立、教頭以上に発言力や権限を持ち、時には生徒を巻き込んでの騒動に発展する。 &lt;二代目ピースメーカー&gt;の林田良平は小学校時代からの親友ケンちゃ
| じゃじゃままブックレビュー | 2011/05/27 10:35 PM |