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「メロディー・フェア」宮下奈都
JUGEMテーマ:読書
 

大学を卒業した私は、田舎に戻り「ひとをきれいにする仕事」を選んだ。けれども、お客は思うように来ず、家では化粧嫌いの妹との溝がなかなか埋まらない。そんなある日、いつもは世間話しかしない女性が真剣な顔で化粧品カウンターを訪れて――いま注目の著者が、瑞々しさと温かさを兼ね備えた文体で、まっすぐに生きる女の子を描く、ささやかだけど確かな“しあわせ”の物語。

毎回楽しみな宮下さんの小説。今回は化粧品会社のカウンターで働く女の子が主人公。化粧かぁ。私、今まで一度も化粧品のカウンターに行ったことがない。あんなところできれいなお姉さんに色々言われちゃったらめげちゃうって思ってた若い頃。そして今となっては「いまさら…」そんな感じです。なので私の化粧時間は5分。いい加減なものです。

小宮山結乃は「無人島に何かひとつ好きなものを持っていっていいと言われたら、迷わず口紅を選ぶだろう」というぐらい、子供の頃から化粧にとりわけ口紅に興味があった。大学を出て田舎に戻り化粧品会社のカウンターで働き始めて1ヶ月。もう一人のビューティーパートナーは凄腕だと聞かされたり、以前働いていた人が辞めた理由が気になったりする。結乃の売り上げは全く伸びず、結乃の所にやってくるのは化粧品は買わず、嫁の愚痴を言ってく浜崎さんくらい。夕方「メロディ・フェア」が流れる頃やってくる「鉄仮面」とあだ名をつけた厚化粧の女性。実家で一緒に暮らす妹との事など。
東京の大学を卒業し故郷の福井にUターンして化粧品メーカーの美容部員として働き始めた結乃。第一希望の会社には合格せず、あまりパッとしない会社で働く事になり、さらに仕事先がデパートではなくショッピングモールの中。意気消沈する結乃です。

一緒に働く敏腕美容部員の馬場さんの売り上げがどうしていいのかがわからない。結乃の前に働いていた人が辞めた理由が気になる。自分を指名してくれるお客さんはいなくて、やってくるのはから揚げを持ってきて話をしていく浜崎さんだけ。そんな事を考えてグルグル。

館内にメロディ・フェアが流れる時間に現れる、鉄仮面のようなメイクをした若い女性が実は小学校時代の同級生・ミズキだった事がわかります。ミズキの鉄仮面をなんとかしてあげたいと思う。

家では理系でメイクが嫌いな妹と時々気まずい雰囲気になります。結乃は妹にメイクをしてあげて、メイクの楽しさをわかってもらおうと思います。とにかく自分の価値観を押し付けようとしているだけで結局いつも険悪な状態に。

そんな事が重なりウジウジと悩んでいる結乃ですが、浜崎さんが初恋の人とのお別れに口紅を選んでくれとやって来てピッタリな1本を選びます。入院しているミズキにもナチュラルメイクをしてあげ、妹にも「一度化粧をさせて欲しい」といいます。自分の考えばかりを押し付けるんじゃなく、相手の気持ちも少しずつ理解しはじめた結乃。結乃が勧めた口紅で相手が幸せになるのが素敵でした。

それにしてもミズキが身体を鍛えるようになって、鉄仮面のようなメイクを始めた理由がいまいち理解出来なかったな。小5の時に周りの子達の価値観が変わり、それから…なんて説明はあったけど、だからって突拍子もない気がする。

| 本:ま行(その他の作家) | 22:11 | comments(2) | trackbacks(1) |
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コメント
こんばんは^^
私も化粧は5分くらいです。ファンデをつけて、口紅引いて終わり!って言う簡単なものです。
だから、化粧自体に興味がなかったため共感できる部分が少なかった気がします。残念。
でも、自分がその人のために選んだ化粧品を相手がとても喜んでくれたら嬉しいですよね。
私もミズキに関しては良く分かりませんでした^^;
| 苗坊 | 2011/04/01 12:54 AM |
苗坊さん、こんばんは。
お化粧、苗坊さんも「ちゃちゃちゃ」派なんですね。
よかった。
お化粧の部分はわからなかったけど、少しずつ成長していく姿がよかったですね。
| なな | 2011/04/15 11:01 PM |
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