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「あの頃の誰か」東野圭吾
JUGEMテーマ:読書
 

メッシー、アッシー、ミツグ君、長方形の箱のような携帯電話、クリスマスイブのホテル争奪戦。あの頃、誰もが騒がしくも華やかな好景気に躍っていました。時が経ち、歳を取った今こそ振り返ってみませんか。東野圭吾が多彩な技巧を駆使して描く、あなただったかもしれれない誰かの物語。名作『秘密』の原型となった「さよなら『お父さん』」ほか全8篇収録。

いきなり文庫で発売の第二弾。あとがきを読んでみたら「訳あり」の短編ばかりだそう。とにかく古いんです。89年だとか90年だとか。アッシー、メッシーに黄色いポルシェ。あぁ、あったねぇって感じです。

「シャレードがいっぱい」 (コットン'90年11月号)
弥生の恋人・北沢が殺された。そろそろ別れようと思っていた矢先の出来事だった。北沢の友達だという男が現れ、事件について調べているという。北沢が働いているスポーツクラブを経営している中瀬の家で遺産相続問題が…

「レイコと玲子」 (コットン'91年6月号)
雨の中酒屋の前にたたずむ女の子。そしてそこに電話をしにきた男性が刺された。次の日の朝、マンションの前にいる女の子を見つけた主人公。女の子は記憶がないという。どうやら近くで起きた殺人事件と関係がありそう。

再生魔術の女 (問題小説'94年3月号)
子どもが出来ない夫婦に養子を見つけてくれた女性・中尾章代。赤ちゃんをかわいがる妻と一緒に帰ろうと思った根岸峰和に養子を見つけてくれた中尾が「御主人はちょっと残ってください」と言う。そして中尾が話し出したのは昔殺された妹の事。

根岸のあわてっぷり。こんな男はこれくらいの罰を受けるべき!

「さよなら『お父さん』」
妻と娘が乗った飛行機が墜落し奇跡的に2人とも助け出されたが、妻は死に娘だけが生き残った。目が覚めた娘は自分は娘ではなく妻だという。

読み始めてすぐにあれ?って思ったんだけど、あとがきに「秘密」の元になった短編って書いてありました。あっという間に読めるんだけど、これはこれでいいなぁって思いました。

「名探偵退場」 (『やっぱりミステリーが好き』新潮社 '90年6月刊)
引退した名探偵が自分が手がけた事件の本を出すことに。そんな時、久しぶりに事件解決の依頼が舞い込んだ。その事件は出版しようとしていたのと同じような三重の密室事件だった。

なんだか昔の海外の推理小説っぽい物語で、すごく懐かしかった。「新参者」で演劇の台本としてこの話の最初が出てきたとか…

「女も虎も」 (IN★POCKET'97年7月号)
王の妾と深い関係になってしまった男が罰せられる日。3つの扉のうちの1つを選ぶようにという。1つには女がいるのでその女性と結婚する。1つには虎がいてその場で食べられる。そしてもう1つは今回新しく出来た扉だという。

「女も虎も」なんてタイトルから小説を考えなければいけないのはかなり辛い気がする。

「眠りたい死にたくない 」(小説新潮'95年10月号)
職場の憧れの女性に誘われて食事に行ったはずなのに、気がついたら気を失っていた。すごく眠い。いったい何が起こったのだろうか?

なんだかちょっと回りくどかったなぁ。これも黄色いポルシェとかが昔くさい。

「二十年目の約束」 (別冊小説宝石'89年12月号)
村上昭彦は結婚相手の亜沙子に子どもを作らないけどいいかと聞いた。亜沙子も仕事を持っていたので依存はなかったが、昭彦のカナダ転勤が決まり亜沙子は暇に。子供でもいたら…と思うが昭彦は子供を作る気は全くない様子。久しぶりに日本に帰ってきた2人。昭彦は山梨の友人に会いに行くという。昭彦の様子がおかしいと、昭彦のあとをつけていった亜沙子。

20年もの間ずっと抱えていた心のしこり。辛かっただろうなぁって思いました。
| 本:は行(東野圭吾) | 22:46 | comments(2) | trackbacks(2) |
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コメント
こんばんは^^
何だか時代を感じました。
私はバブルの恩恵は受けていなかったので、この頃の女性はこんなに高飛車だったのか!?と始めの作品を読んで思ったり^m^
「二十年目の約束」が好きでした。
私も「さよなら「お父さん」」はこの作品はこの作品でよかったと思います^^
| 苗坊 | 2011/03/25 10:21 PM |
苗坊さん、こんにちは。
女性が高飛車というより、世の中全体がそんな感じでした。
みんな自分に自信があったのかな…
でも、読んでみると高飛車ですよねぇ。

| なな | 2011/03/28 1:50 PM |
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