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「エルニーニョ」中島京子
JUGEMテーマ:読書

女子大生・瑛は、恋人から逃れて、南の町のホテルにたどり着いた。そこで、ホテルの部屋の電話機に残されたメッセージを聞く。「とても簡単なのですぐわかります。市電に乗って湖前で降ります。とてもいいところです。ボート乗り場に十時でいいですか?待ってます」そして、瑛とニノは出会った。ニノもまた、何者かから逃げているらしい。追っ手から追いつめられ、離ればなれになってしまう二人。直木賞受賞第一作。21歳の女子大生・瑛と7歳の少年・ニノ、逃げたくて、会いたい二人の約束の物語。

講談社の100周年書き下ろしの1冊なんですね。気がついたら結構読んでいるかも。そして大きな声じゃ言えないけど、どれもそれほど私の好みじゃない物語。

東京の大学に通う瑛は高校時代の代休教師ニシムラとバッタリ会い、一緒に暮らし始めます。ニシムラはDVを繰り返す男で、ある日、路上で歌を歌っているスーザン・ボイル似のおばさんに出会います。そのおばさんが「森のくまさん」の歌を引用して「もしいますぐそこを離れたいのなら、迷わずすぐに離れることよ」と言うのです。

実家のある北の町と反対の南行きの新幹線に乗った瑛は南の町のホテルにたどり着いた。部屋の電話に残されたメッセージを聞いた瑛は次の日、そのメッセージどおりに出かけ、フィリピン人とのハーフの男の子ニノと出会うのです。ニノは灰色の男の人から逃げているといいます。
ニシムラから逃げる瑛。灰色の男の人から逃げるニノ。2人は昔ながらの商店街の砂糖店を繁盛させ、南の島のイソップ研究家の女性のところでお世話になったり、ノジュカーの鯨谷君とであったりするのです。

砂糖店で瑛が作るエコバックだったり、南の島で出会ったアロハシャツの宿の亭主やイソップ研究家竜巻さんのイソポの話。ノジュカー(野宿をする人)の鯨谷君との出会いだったり、色々な事が印象深い。気がついたら逃げる二人を応援していて、竜巻さんや鯨谷君に説得されるたびになんだか腹立たしく思ったりしました。

所々、小さなお話が入り込みます。すごく面白く読めたのもあったし、途中でなんとなく気が抜けてしまって文章が頭に入ってこないものもありました。

それにしてもDV男って怖いです。瑛が精神的にも肉体的にも被害を受けているって言うのに、周りの人はあっさりと騙されちゃうんです。瑛の親でさえ騙されていた。
| 本:な行(中島京子) | 21:10 | comments(2) | trackbacks(1) |
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コメント
こんばんは^^
読みました。
正直、読み始めた最初はお金をとって逃げてこんなに人が上手く受け入れてくれるものなのかなと思ったのですが、瑛やニノの関係や雰囲気がとても良くて、途中からは物語に入り込んで読んでいました。
DV男って怖いですね。
私も瑛が説得されているところをみると腹立だしくなりました。
うわべだけを見てる人よりも、一緒に暮らして来ている人のほうがその人のことを分かっているに決まっているのに…。
| 苗坊 | 2011/04/03 12:21 AM |
苗坊さん、こんばんは。

瑛とニノの関係よかったですよね。
砂糖屋での暮らしがずっと続いたらよかったのにって思いました。
なのでラストが嬉しかった。
| なな | 2011/04/15 11:08 PM |
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