CALENDAR
S M T W T F S
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
2930     
<< September 2019 >>
SPONSORED LINKS
ARCHIVES
CATEGORIES
カウンター
グリムス
MOBILE
qrcode
<< ミッドナイトイーグル | main | 「想い雲―みおつくし料理帖」高田郁 >>
スポンサーサイト

一定期間更新がないため広告を表示しています

| - | | - | - |
「風のマジム」原田マハ
JUGEMテーマ:読書


まじむの事業計画は南大東島のサトウキビを使って、島の中でアグリコール・ラムを造るというものだ。持ち前の体当たり精神で島に渡り、工場には飛行場の跡地を借り受け、伝説の醸造家を口説き落として―。琉球アイコム沖縄支店総務部勤務、28歳。純沖縄産のラム酒を造るという夢は叶うか。契約社員から女社長に―実話を基に描いたサクセス・ストーリー。

あとがきを読んで驚きました。実話を基に書いた小説なんですね。南大東島にあるラム酒製造会社「グレイスラム」のコルコルというお酒らしい。

伊波まじむは沖縄の地元企業に勤める28歳の派遣社員。祖母に誘われて、仕事帰りにいっぱい飲んでから帰るのが日課になっていたが、サトウキビが原料のアグリコール・ラムを飲んだ時風を感じ、これを沖縄で作るべきだと思った。そんな時、会社で「社内ベンチャー・コンクール」の募集が行われることとなり、まじむは風の酒を作りたいとラム酒造りの企画をまとめあげ応募します。そんなところから始まる物語。
アグリコール・ラムを飲んで風を感じたまじむは南大東島にラム工場を作りたいと一人で見に行く。町長さんや商工会議所の人たちには手ごたえがあったが、肝心のサトウキビを作っている人たちや砂糖工場の人たちから反対される。アグアリコール・ラムを作るには醸造家が必要だが、会社の人が連れてきた醸造家はどうも気に入らない。有名な泡盛やワインを造った醸造家にお願いするが、今作っているワインをもう少し育てたいと返事はもらえない。会社では3つの新事業候補に残ったが、まだラム酒が作れるとは決まったわけではない。そんな状況の中、頑張ったり、へこんだり、おばあに起こられたり…テンポよく話が進んでいきます。

とにかく出てくる人がみんな言い人なんです。豆腐屋をやっているおばあとお母さん。会社でまじむが派遣だからとイジワルばかりしていた冨美江。おばあと一緒に立ち寄るバーの吾朗。まじむ後輩で南大東島に住む一郎。新規事業開発部のメンバー。沖縄の言葉でルビがふってあるのもなんだか楽しい。

それにしてもアグリコール・ラムって言うの知りませんでした。普段、私たちが眼にするのはインダストリアル・ラムというらしい。それに対してアグリコール・ラムはサトウキビのしぼり汁を薄めて発酵させるものだそう。そしてその味を決めるのは醸造家の力なんだそうです。あとがきにグレイスラムの醸造家は玉那覇力さんって方だと書いてありました。ちょっと調べてみたら有名な泡盛の会社にいて、その後ワインの会社に入って…って言うのは本当のことみたいですね。
| 本:は行(原田マハ) | 21:05 | comments(0) | trackbacks(0) |
スポンサーサイト
| - | 21:05 | - | - |
コメント
コメントする









この記事のトラックバックURL
http://nanamemo.jugem.jp/trackback/2393
トラックバック