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「再会」横関大
横関 大
講談社
(2010-08-06)

JUGEMテーマ:読書


誰がうそをついている?幼なじみの四人が校庭に埋めた拳銃は、二十三年の時を経て再び放たれた。それぞれの想い出が重なるとき、時を越えたさらなる真実が目を覚ます―!全てはタイムカプセルにとじ込めた―はずだった。第56回江戸川乱歩賞受賞作。

作者の横関さん、8年連続で江戸川乱歩賞に応募し今回の受賞だそう。続けるってすごいパワーが必要だと思うのです。すごい!

美容師の万季子の息子・正樹がスーパーで万引きをして捕まったと連絡が会った。店長の佐久間秀之は万季子の幼馴染だった直人の兄で、昔から出来が悪く佐久間家の落ちこぼれと言われていた男。佐久間は万引きの証拠のビデオテープと交換に30万を要求する。正樹は私立中学への推薦が決まっているので、表ざたにしたくないと佐久間の条件を飲んだ万季子。元夫である圭介と取引場所であるスーパーの事務所に行くと、佐久間は更なる条件として万季子の体を求めてきた。翌日、2人は100万円で取引しようと事務所へ向う。ところが、佐久間は既に殺されていた。

佐久間の事件を担当することになったのは、圭介と万季子の幼馴染でもある飛奈淳一と、県警の刑事・南良。そして佐久間殺害に使われたのは、23年前に圭介、万季子、淳一、直人の4人がタイムカプセルに入れたはずの拳銃だった…。

誰が佐久間を殺したのか?お金だけでなく体を要求されていた万季子。別れた妻と子だが、同じ立場の圭介。ふらりと現れてはお金を要求する兄を憎らしいと思っていた直人。3人それぞれ動機がある。その事件を担当する淳一と県警の南良。出来る南良は万季子が嘘をついていることを見破る。そして直人が兄殺しを自白した…

23年前、4人が遭遇した事件。警察官だった圭介の父親が森へ逃げ込んだ銀行強盗と撃ち合いの末命を落とした。その時、父親の拳銃を持ち帰った圭介。4人は小学校の校庭にタイムカプセルをうめ、その中に拳銃も入れた。なのに、いったい誰がタイムカプセルを開けて拳銃を取り出したのか?

万季子は出来のいい息子をなんとかして守ろうとしている。直人は高校3年生の時のことを悔やんでいる。淳一も心の中にひっかかることがあり、無意識のうちに一緒に暮らしている女性に暴力をふるっている。圭介は万季子と離婚した後、1年前に結婚をし妻が現在妊娠中。それぞれが心にわだかまりを持っています。

現在の事件と23年前の事件がつながり、それぞれの犯人が判明。佐久間殺しは…まぁ仕方がないというのか、やっぱりそうなのか…って感じでした。23年前の事件の真犯人は、途中であっさりと判明するのですが、南良の執着がすごかったんです。その理由がわかった時、ため息がでました。

それにしても万季子の息子・正樹はどうして万引きなんてしちゃったんだろう?頭もいいし、ものすごくいい子って感じでした。万季子と圭介が別れちゃった理由もちょっと「そんな事でわかれちゃうものかしら…」って感じはしました。

| 本:や行(その他の作家) | 23:13 | comments(0) | trackbacks(1) |
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2つの事件
小説「再会」を読みました。 著者は 横関 大 非常に読みやすく ストレートなミステリー 淡々と進んでいくのだが 最後まで しっかりと読ませてくれて ある種の個性や味はないのだけれど・・・ 現在の事件と23年前の事件がつながり 明かされてく真実 ソツなく良く
| 笑う学生の生活 | 2011/09/19 10:03 PM |