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「マリアビートル」伊坂幸太郎
伊坂 幸太郎
角川書店(角川グループパブリッシング)
(2010-09-23)

JUGEMテーマ:読書


酒浸りの元殺し屋「木村」は、幼い息子に重傷を負わせた悪魔のような中学生「王子」に復讐するため、東京発盛岡行きの東北新幹線〈はやて〉に乗り込む。取り返した人質と身代金を盛岡まで護送する二人組の殺し屋「蜜柑」と「檸檬」は、車中で人質を何者かに殺され、また身代金の入ったトランクも紛失してしまう。そして、その身代金強奪を指示された、ことごとくツキのない殺し屋「七尾」は、奪った身代金を手に上野駅で新幹線を降りるはずだったのだが……。

やっぱり伊坂さんは面白い。東京駅から東北へ。殺し屋ばかりの新幹線の中で繰り広げられる会話。ただなんとなく話しているだけなのに、後にちゃんとつながっているんです。
東北新幹線の中に殺し屋がいっぱい!一番好きだったのは天道虫こと七尾かな。とにかく運がわるく、やる事はすべて売れ目に出てしまう。スーパーで七尾が並ぶ列はなぜか進まないという運の悪さ。そんな彼の今回の仕事は東京駅で新幹線に乗り、スーツケースを奪って上野で降りるというなんとも簡単なもの。なのに新幹線を降りようとしたら扉の向うにいたのは狼。かつて七尾に煮え湯を飲まされた狼は七尾を殺そうとナイフを取り出すが、七尾に殺されてしまう。その七尾、ボケっとしているのにピンチになった時にすごい力を出すんです。

そして「果物」のハンコの2人組み、難しい本が好きで頭も切れる「蜜柑」と、気性が荒く機関車トーマスが大好きな「檸檬」もよかったです。二人のとぼけた会話がいいんです。

息子を駐車場の屋上から突き落とされ、復讐に燃えるアル中の元殺し屋「木村」。彼は息子を落とした王子を銃で打とうと新幹線に乗り込むのですが、王子に一本取られてしまう。

この王子の存在が本当に不愉快でした。すごく冷めていて、頭の切れる中学生。相手の感情を逆なでするすべを知っていて、恐れるものは何もない。そしてつきも持ち合わせていて、危ないかなって時にもなんとか危機を乗り越えるんです。いったいどうなっちゃうんだろう?と思ったんだけど、そこで木村の父親・木村茂が登場するのです!かなり前に引退したはずの木村夫妻。年寄りながらすごいです。

「グラスホッパー」に出てきた押し屋の槿や教師の鈴木も登場します。蜂という業者もなかなかすごい人たちでした。

ちょっとネタバレなのかも…
とにかく七尾頑張れ!って目線で読んでいたので、最後にヘビが登場して巻きつき王子対木村祖父の前からいなくなった時にはほっとしました。
| 本:あ行(伊坂幸太郎) | 22:57 | comments(2) | trackbacks(3) |
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コメント
こんばんは^^
「グラスホッパー」についてはほぼ忘れていましたがそれでも楽しく読めました。
七尾については私もツキがなさすぎて報われて欲しいと思っていたので、やるときはやるんだなと思いました^^
最後は一応ハッピーエンドでよかったと思います。
| 苗坊 | 2011/01/15 12:37 AM |
苗坊さん、おはようございます。
そうそう。「グラスホッパー」は忘れてました(汗)
再読したいなぁと思いつつ、手元に本がいっぱいなので
無理だろうなぁ…と。

七尾、気が弱そうなのに豹変っぷりが面白かったです。
| なな | 2011/01/16 10:19 AM |
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マリアビートル 伊坂幸太郎
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| 苗坊の徒然日記 | 2011/01/15 12:36 AM |
マリアビートル
伊坂幸太郎 著 
| Akira's VOICE | 2011/03/25 3:20 PM |
【マリアビートル】(伊坂幸太郎)を読了!
どうして人を殺したらいけないんですか?  まずは来訪記念にどうかひとつ!  人気blogランキング【あらすじ】元殺し屋の「木村」は、幼い息子に重傷を負わせた相手に復讐するため、東京発盛岡行きの東北新幹線“はやて”に乗り込む。狡猾な中学生「王子」。腕利きの
| じゅずじの旦那 | 2011/04/12 9:52 AM |