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「若様組まいる」畠中恵
JUGEMテーマ:読書


若様組、巡査教習所に合格。訓練が始まる!世が世なら若殿様のはずの旧幕臣の子息達。暮らしのために警官を目指して入った教習所で事件勃発。前作『アイスクリン強し』の、その少し前を描く書下ろし長編。

「アイスクリン強し」のミナが登場します。とにかく最初読みにくくて、辛かった。巡査教習所に入った若様たちが受ける差別に腹がたって…三分の一読んだところでやめちゃおうかと思ったくらい。

江戸の時代であれば旗本の若殿様だったはずの旧幕臣の子息・長瀬は友人に「警察に入って巡査になる。ついては、一緒に採用試験を受けないか」と誘った。迷った末、若様たちは採用試験を受け見事に合格する。しかし、2ヶ月間の巡査教習所は非常に厳しいものだった。ピストル強盗の噂が絶えない物騒な昨今、教習所でも銃に絡む事件が起きた。若様組の他、薩摩出身者、直参で徳川について静岡に行った士族達、商家の子息達、さまざまな生徒に、何やら胡散臭い所長や教員を巻き込んで、犯人捜しが始まる。
採用試験の時から、難しい作文をさらさらと書く人がいて「問題を知っているのでは?」と思った若様たちですが、巡査教習所での暮らしは厳しかった。元朝敵で東京に残った長瀬・福田・園山などの若様組ほか、同じく元幕臣で徳川家について静岡に下った佐久間や牧、官軍の薩摩出身の玉井、西岡、近藤、そして平民出身の姫田や土谷など、立場が違う人たちが張り合う。そして所長代理である幹事は長瀬ら若様組に厳しく、資産家の父を持つ姫田らには甘い。

もう、この幹事が腹立たしくて…いわれのない罰を受けながらも、巡査になるために頑張る若様たち。それにしても明治は親の立場によって暮らしやすさがずいぶんと違っていたんですね。

教習所での生活は、起床ラッパのなる前に怪しげな発砲音を聞いたり、射撃の授業では姫田が何者かの発砲を受けて怪我をしたりするのです。世間を賑わすピストル強盗の影、怪しげな幹事の行動、ある朝突然教習所からいなくなってしまった長瀬が友人にさえ行っていなかった秘密。それらを少しずつ団結するようになった巡査教習所の面々が解決します。

厳しいようでお酒を飲んで臭いだろうに気がつかれなかったり、最初は差別ばかりしていた幹事の豹変振りだったり、主人公っぽい長瀬が途中で抜けたりとあれ?って思う部分はありました。

でも、全体的にみたら面白かったかも。みんなが無事試験に受かり、最後の日のシーンはよかった。
| 本:は行(畠中恵) | 20:33 | comments(2) | trackbacks(1) |
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コメント
こんばんは^^
確かにあれ?と思うところが無きにしも非ずでしたが^^;
全体的にみたら面白かったです。
格闘シーンはスカっとしましたし、最後の日のシーンも良かったです。
あの長瀬にはこんな過去があったんですね〜
って、「アイスクリン強し」についてがあやふやになりつつあるのですが^^;
| 苗坊 | 2011/01/07 7:49 PM |
苗坊さん、こんばんは。

私「アイスクリン」のミナは覚えていたのですが
当然いたであろう長瀬などは警察官になった元若様として市か覚えてなかったです(汗)

最後の日はよかったですね。
| なな | 2011/01/12 10:17 PM |
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