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「二度寝で番茶」木皿泉
JUGEMテーマ:読書


「すいか」「野ブタ。をプロデュース」を初め、普遍的な人気を誇るドラマの脚本を手がけた木皿泉の初著書。家族、愛、自由、笑い、お金、個性、もの作り、生きること死ぬこと……。夫婦である木皿泉が縦横無尽に語り合う。二人のドラマがいかに我々の心を掴むのか、この一冊を読めばその理由もわかるはず!

「小説推理」に連載されていた二人の対談(2006年12月号から、2010年1月号)の前に、6つのエッセイ(各2ページ)を加えたもの。

木皿泉さん脚本のドラマは好きです。今回気持ちがテレビに向いてなかったので「Q10」は諦めたのですが、きっといつか再放送してくれると信じてます。木皿泉さんが男女、2人のコンビだということは知っていました。だけど、実質上は夫婦だったようですが、最近戸籍的にも夫婦になったと書いてあってヘェ〜って。しかも男の人の方は2004年に脳内出血で半年入院していたそうです。「二度寝で番茶」では男の人が「大福」、女の人を「かっぱ」と呼んで、二人の語りの形で綴られています。
なんだかお2人が語ることに一々頷いてしまう私でした。「意図した悪口には平気でいられるけど、不意に出た言葉には、人間弱いから」とか「品格をとやかく言う人こそ下品」だとか。「家族なんて誰かが作ったものだから、どうしてもイヤだったら捨ててしまってもかまわない」とかも。


「最悪の中の幸せ」は「かっぱ」さんが更年期障害なのかうつになった時の話は興味深かった。「タンポポが踏まれてて悲しい、とか。向かいのマンションの窓の電気が全部ついていないとかで泣いてしまう。頭では「ちがう」ってわかっているけど、涙は止まらない。人の出すサインが読み取れないというのか、嬢ダインで言われたことを本気にしてしまう」とか。そして飲んだら15分で効くという薬をもらったらピタっと止まったというのです。仕事柄、その薬が何なのかも気になりました。

「偕老同穴」は「大福」さんが脳内出血で入院していた時に同室だった人たちのことを書いてあるんですけど、これはすごく素敵でした。こんな夫婦、あこがれます。
| 本:か行(その他の作家) | 22:20 | comments(0) | trackbacks(0) |
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