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「本日は、お日柄もよく」原田マハ
JUGEMテーマ:読書


二ノ宮こと葉は、密かに片思いしていた幼なじみ・今川厚志の結婚披露宴だった。ところが、そこですばらしいスピーチに出会い、思わず感動、涙する。伝説のスピーチライター・久遠久美の祝辞だった。衝撃を受けたこと葉は、久美に弟子入りすることになるが…。

一度図書館で借りたのに、時間切れで読めなかったのです。職場の図書館だったので、返却日に電車の中で最初の方を読んで「面白そう!なんで後回しにしちゃったんだろう!」と後悔したんだけど、やっぱり返さないわけにはいかず、それから1ヶ月くらい待ってしまいました。

二ノ宮こと葉は、製菓会社の総務部に勤める普通のOL。幼馴染・今川厚志の結婚式に出席し、その席で退屈な余りつい居眠りしてスープに顔を突っ込んでしまう失態を。退席した時に出会った女性が素晴らしいスピーチをした。その女性は厚志の父親の最後の代表質問を書き、父親の葬式での民衆党の代表・小山田の弔辞を考えた、伝説のスピーチライター久遠久美だった。1ヵ月後に迫った職場の同僚の結婚式でのスピーチが気がかりだし、何よりも久遠久美の操る言葉に魅了されたこと葉は久遠に会い、気がついたら弟子になっていた。


普通のOLのこと葉が幼馴染の披露宴で聞いたスピーチがきっかけで、スピーチライタへと転進していく、そんな予想が出来るものがたりなんだけど、でもすごくよかった!!!何が良かったってスピーチです。伝説のスピーチライター・久遠が厚志の結婚式で披露したスピーチもよかったけど、こと葉が会社の同僚の結婚式で披露したスピーチ。結婚式らしい、あたたかくて思いやりに溢れているスピーチに思わず涙してしまいました。

その友だちの結婚式の時に会ったのが広告代理店番通のコピーライター和田日間足、通称ワダカマ。披露宴でのスピーチが会社の社長に好評で、広報戦略室に移動になりワダカマと一緒に仕事をするようになります。自信満々のワダカマに原を立てたり、見直したり、ん?この気持ちってまさか恋…って思ったり。

そうこうしているうちに、今度は厚志がお父さんの地盤から次の選挙で立候補する事になった。こと葉は久遠と一緒に民衆党のスピーチライターとして働く事になり、厚志の担当となった。厚志が対抗する議員のスピーチライターとなったのがワダカマ。途中、身重の奥さんが流産してしまったりと悲しい出来事もあったけど、それも自分の力として周りをどんどん魅了する厚志。そんなところにワダカマも一役かっていたりするのです。

現在政権を握っている進展党対民衆党。「政権交代」をスローガンに戦っている民衆党はなんだか少し前の日本みたいでした。

| 本:は行(原田マハ) | 22:55 | comments(2) | trackbacks(0) |
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コメント
初めまして。こんばんは。
草子と申します。
読書傾向が似ているようで、本選びの参考になるのでよく拝見させていただいています。職場が図書館なんて、うらやましいです。
私も本日、これ、よみました。
かーなり、思うところがあったので、コメントさせてください。

泣いたり(実際はうるっ、程度ですが)、笑ったり、キュンとしたりできる本で、とても楽しめました。
心の温かさって、こうやって人に伝えられるんだな、って思えた本でしたーー♪
| 草子 | 2010/11/23 9:48 PM |
草子さん、はじめまして。
おはようございます。

好みの本が似ているんですね。嬉しいです。

この本は読んでいる間ずっと幸せな気持ちになれましたよね。
結婚式でスピーチする機会はもうないだろうと思うけど
こんな素敵なスピーチをしてみたい!
原田さん、私にとってはハズレのない作家さんです。

これからもどうぞ宜しくお願いします。
| なな | 2010/11/25 8:12 AM |
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