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「英国情報局秘密組織CHERUB(チェラブ)〈Mission1〉スカウト」ロバート・マカモア
JUGEMテーマ:読書


両親を失ったジェームズは最愛の妹ローレンとも会えなくなり、つらい毎日をおくっていた。そんなジェームズの前に、CHERUB(チェラブ)を名乗る組織があらわれる。チェラブは、子どものスパイ機関。大人では果たせないようなミッションを果たす、英国情報局の裏の組織だ。そこで活躍するスパイは、皆17歳以下。ジェームズたちの危険な任務が、いま、はじまろうとしている―。テロをくいとめろ!私立探偵が読書ぎらいのおいっ子のために書いた英国でベストセラーのスパイ・アクションシリーズ!!チルドレンズ・ブック賞受賞作。

どこかで目にして面白そうと思って借りてきました。子供向けといいながらも結構な分厚さ。読めるかなって思ったんだけど、そこはさすが児童書。章が細かく分かれてて、展開が速くて、あっという間でした。

まずは英国秘密組織チェラブとは…英国情報局の裏の組織。組織の存在は極秘にされており、公には、チェラブは存在しないことになっている。エージェントは全員10歳から17歳までで、全員が両親も頼るべき身寄りもない子どもたち。各地の養護施設からスカウトによって発掘され、きびしい訓練を経て、英国政府の秘密情報捜査官として、世界各地で活躍している。情報収集の世界は、チェラブが誕生した第2次世界大戦終結直後から現在にいたるまで、数多くの技術進歩をとげてきたが、チェラブの存在理由は当時も今もただひとつだ。大人は、自分の動向が子どもにスパイされているなどとは、夢にも考えない。

ジェームズは、もうすぐ12歳。妹ローレン9歳、母グエンの3人暮らし。お母さんは泥棒で、家にいながら万引き窃盗団を動かしているのだ。家に時々やってくるローレンの父親・ロンおじさんとは仲が悪い。ある日ジェームスは同級生の女の子に大けがを負わせてしまう。女の子の兄から殴られ、お酒に酔ってソファーに寝たいたはずの母親は冷たくなっていた。妹とは大嫌いなロンおじさんに引き取られ、ジェームスは養護施設へ。施設のワルとつるむようになり、ビールを盗もうとして仲間にはめられて警察に逮捕…そんな彼が連れて行かれたのがチェラブのキャンパスだった。ジェームズはチェラブの議長・マカファティ博士から、仲間に入らないかと誘われテストを受ける事に。
まずやチェラブに行くまで。その後、チェラブで試験を受け、養成訓練を受けるまでに50メートル泳げるようになる話。試験は格闘場で小さいけど、ものすごく強い子と対戦したり、知能テストを受けたり、目の前のゲージに入っているニワトリを殺すように言われたり、二人の少年と一緒に障害物コースを進んだり、最後には泳がされたり。どれもこれも散々な結果だと思ったけど、ただ出来るだけではいけなくて、自分の限界を知っているか、できない事は出来ないといえるか、柔軟な心を持っているかなどがテストされていて、ジェームスは合格するのです。どうして合格できたかの説明を聞くと「なるほど、スパイだもんね」って納得が出来るものばかり。その後、養成訓練を受ける前に50メートル泳げるように鳴らなきゃいけないと、エイミーという年上の女の子に泳ぎを教わります。なかなか恐怖心が取れないジェームスに荒療治をするエイミー。水に溺れる恐怖より、上級生に無理やり水に投げ入れられる方が恐怖だと思う、そんな心理状態の変化が面白かったです。

そして養成訓練。3ヶ月の過酷な訓練です。教官はいじめることだけが生きがいっていうような人ばかり。怪我をしたり、リタイア場合には再度同じ訓練を最初から受けなおさなければいけない。8人が入ったけど、すぐに一人が抜け、もう一人はけがをして6人になる。ペアになったケリーは前回膝を怪我してリタイアしたので、訓練の色んな事を教えてもらい、その代わりケリーの膝をカバーするよう協定を組んだ。そうでなくても辛く厳しい訓練。6人は励ましあって、助け合って過ごします。クリスマスの日に、裸で朝まで外に出されてしまったジェームスとケリー。どうなることかと思ったけど、無事でよかったです。そして訓練の最後にはマレーシアのジャングルでのサバイバルゲーム。概要書はそれぞれが訓練中に覚えようとしている外国語で書かれているのです。

無事合格してチェラブの一員として灰色のTシャツをもらえたジェームス。離れ離れになっていたローレンも施設で10歳になって訓練を受けるのを待つ日々。だが、ジェームスにはなかなかミッションがこない。不満に思っていたジェームスだが、いよいよ最初のミッションが。それはエイミーの弟になってヒッピーのコミュニティーにもぐりこみ、国際会議を妨害しようとするテロリストの情報をキャッチするという任務。運よく情報をつかんだジェームス。ところが炭素菌を吸い込んでしまい大変な事に…

好きな女の子が出来てしまい、ミッションより彼女と会いたい!って思ってしまったりもしましたが、ジェームスがつかんだ情報によりミッションは大成功。大量殺戮を妨害できたものの、コミュニティーを追い出されてしまった人たちを思い沈むジェームス。落ち込んでるジェームスにマックが言う言葉がよかったです。

最後にはチェラブの歴史や同窓会が行われたなんていうのも書いてあって、凝ったつくりです。楽しめました。
| 本:海外の作家 | 22:47 | comments(1) | trackbacks(0) |
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コメント
私も今読んでるのですが続きがとてもきになります
| fghjk | 2011/07/24 10:31 AM |
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