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「背表紙は歌う」大崎梢
JUGEMテーマ:読書


地方の書店の動向をなぜか必要以上に気にする営業マン、訪問予定の作家を気にする曰くありげな書店員……。愉快な他社の営業マンたちに助けられながらも、出版社営業の新人・井辻智紀は奮闘する。《出版社営業・井辻智紀の業務日誌》第二弾!

「平台がおまちかね」の続編だったんですね。知らずに読み始めたので「おぉっ!ひつじくん、久しぶり」って嬉しかった。

賞レースの裏側なんかは、良く作家のエッセイなんかに書かれていますが、サイン本が書店においてある理由だったり、書店員さんが新刊のお薦め文を書いている事など今回初めて知りました。

佐伯書店の真柴が「ひつじくん」と呼び、それに毎回「井辻です」って答えるのは前回と一緒。各出版社の営業同士、横の繋がりがあるのはなっとく出来ます。ライバルだし、仲間なんですね。前作で出てきた人達がたくさん出てきている様子。いつものように「あぁ、そういえばいたかも」その程度でした。

チラッと出てきた成風堂。次は成風堂の物語がよみたいなぁ。
「ビターな挑戦者」
全国書籍販売、通称「ゼンパン」の本社ビル1階を歩いていた智紀は突然「あいさつくらいしろよ。明林の、新しい営業なんだろ」と声をかけられた。突然「売れない本、ちまちまつくるんじゃねーよ」と言われ驚く智紀。その人はデビル大越と呼ばれる有名な男だった。大越の事が気にかかる智紀は彼が大学時代に書店でアルバイトをしていたことを知った。

取次会社、ゼンパン。そうか〜学生時代にとある会社のバイトをした事があるのですが、それって取次だったんだ。って今回この話を読んで初めて気がつきました。

「新刊ナイト」
白瀬みずきが新刊を出すにあたって、書店周りのプロモーションを行う事になった。ある店で担当と話をしていたら、コミック担当の男性社員が「白瀬先生とは同級生です。サイン本をお願いしてもいいですか」と聞いてきた。了承したものの、白瀬が今回出すのは高校が舞台の問題作で「自伝的なもの」だという。しかも白瀬本人は「知り合いに会いたくないからサイン会はしたくない」と言ってるらしい。彼は何者なのか?

「背表紙は歌う」
ベテランの営業ウーマンの久保田さんはドールハウス作りが趣味。智紀の趣味であるジオラマとは共通点も多く話をするのが面白い。そんな久保田さん、真柴と立ち話をしていた時に、真柴が新潟に出張に行くという話しが出た。久保田さんは以前新潟の書店で働いていたという。次の週、久保田さんに相談をもちかけられた。久保田さんは十年前に新潟のシマダ書店の店長と結婚し、新潟にいたが、夫の浮気が原因で4年後に離婚したらしい。が、最近シマダ書店が危ないとの噂を耳にして、新潟にいってる真柴にそこら辺を探って欲しいと言うのだ。

ここに出てきた昔久保田さんが働いていたという出版社というのが老舗の女性向けホビーを専門に扱う手堅い出版社で数年前に倒産したひばり社。それって違う鳥のマークが目印のあの会社なんですね。倒産したなんて知らなかった。私が高校生の頃はプレゼントといえば手編みのセーターだったりしたので、昔はよく買っていました。会社がつぶれちゃうことも知らないくらいに手芸の世界から遠ざかっていた…あぁ、ビックリ。

「君とぼくの待機会」
明林から出した津波沢先生の本が東々賞の候補になった。候補に挙がった作品を持つ出版社は受賞発表日に向けて慌しくなる。ある日、書店で「受賞作はすでに決まっている」とのうわさを聞いた。その噂は色々なところで聞かれ、候補作の作家の耳にまで届いた。受賞作だと言われた作家は候補を辞退しようと考えるくらい思いつめているらしい。噂はどこから出てきたのか?発表日までに調べられるのか?

ここに出てくる作家さんたちって前作に出てきてる作家さんですよね。津波沢先生なんて前回の明林書房が主催する賞で大きな役割を果たしたような…あぁ、なんとなくうろ覚えなのが哀しい。賞の候補になったり、受賞した利した時のお祭り騒ぎ、嬉しいやら大変やらな様子は作家さんたちのエッセイで読んだことがあるので、なんとなく知っていましたが、書店も候補になっただけでも本が売れるので増刷しなければいけないけど、あまり増刷しすぎると売れ残って返品なんて事もある。だけど、めでたく受賞した時にはさらに売れるから重刷しておかねば…と色々考えなきゃいけない。作家さんが他社の作品で受賞したとしても、次には自分のところで本を出す予定だったり、つながりのある編集者はいっぱいいるので、お祝いには顔をだしたり。嬉しいやら、大変やらなんですね。

「プローモーション・クイズ」
去年明林書房が主催する賞を受賞した塩原の第二作が出る事になり、明林として強く推すことが決まった。書店員にゲラを配り推薦コメントをもらいたい。ところが、書店員も忙しく頼みづらい。そんな時、先輩が担当する成風堂からコメントが寄せられたが、そこにはコメントとは別の文章が。どうやら本文の中にあるなぞなぞにちなんで、成風堂の店員が謎かけをしたらしい。その話を聞いた真柴が各書店で話を広め、色々な書店から推薦コメントが寄せられるようになった。

杏子と多絵のいる成風堂がまた登場。智紀は成風堂の担当ではないみたいです。いつになったら会えるのか?
| 本:あ行(大崎梢) | 22:26 | comments(6) | trackbacks(4) |
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コメント
こんばんは^^
ひつじくん、今回も頑張ってましたね〜^^
ちょっとだけ、成長していたようにも感じました。
成風堂の2人と会うのはお預け。じらしますね^m^
早く対面して欲しいなと思います。
ひつじくんの配置換えとか、ないでしょうか・・・
| 苗坊 | 2010/11/01 12:52 AM |
苗坊さん、こんばんは。

前作でも成風堂の名前は出てきたんですよね。
本当にじらされます。
次回は会って欲しいなぁ。
| なな | 2010/11/01 10:28 PM |
こんにちわ。
今回も楽しく読めました。
いよいよ、出会うのかと思ったら・・・w
お楽しみは先ということでしょうか?
今後の展開が楽しみです。
| ゆき | 2011/01/19 7:47 PM |
ゆきさん、こんにちは。

そうそう、とうとうコラボ!?とワクワクしたら
今回はなかったですね。
ちょっと残念。でも、次が楽しみです。
| なな | 2011/01/21 4:11 PM |
ひつじ君のことは覚えてましたけど、作家さんたちも前作出てたんですね。すっかり忘れてました。
書店や作家さんたちの出来事は興味深くて面白いですね。
受賞の前に撮影するんですね。知らなかった。喜びのコメントとか、私なら、ちょっと恥ずかしいかも。(^^ゞ
| じゃじゃまま | 2011/02/12 12:28 PM |
じゃじゃままさん、こんにちは。

作家さんたち出てきていたようです。
私もものすごく微かな記憶なんですけど(涙)

受賞前に撮影とコメント、ちょっと恥ずかしいですよね。
| なな | 2011/02/13 11:42 AM |
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