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「ちょんまげぷりん」荒木源
JUGEMテーマ:読書


シングルマザーの遊佐ひろ子は、お侍の格好をした謎の男と遭遇する。男は一八〇年前の江戸時代からやってきたお侍で、木島安兵衛と名乗った。半信半疑のうちにも情が移り、ひろ子は安兵衛を家に置くことに。安兵衛も恩義を感じて、家事の手伝いなどを申し出る。その所作は見事なもので、炊事・洗濯・家事などすべて完璧。仕事で疲れて家に帰ってくるひろ子にとって、それは理想の「主夫」であることに気づく―。

タイトルが気になって借りたのですが、映画化のためかずいぶん長い事待ちました。待っている間に「ちょんまげぷりん2」が出てしまいました。この本単行本の時には「ふしぎの国の安兵衛」ってタイトルだったんですね。待たずにそっちを借りてもよかったのかも…

東京・千代田区の小さな会社でシステムエンジニアとして働く遊佐ひろ子はシングルマザー。ある朝、6歳の息子・友也を保育園に送る途中に昔の格好をした不思議な男を見かける。が、働く母親に立ち止まる時間なんかない。そのまま通り過ぎ何事もなく1日を過ごし、イヤミを言われながら会社を定時退社。保育園に息子を引き取り、マンションのエントランスにたどり着くとそこに朝見た昔の格好をした男がいた。

家に上げて話を聞いてみると、その男木島安兵衛は180年の時を越えて江戸からタイムスリップしてきたらしい。とりあえず警察の場所を教え外に出すが、3日後安兵衛が腹ペコで帰ってきた。そこからひろ子と安兵衛の共同生活が始まりました。ただで居候させてもらうことを「よし」としない安兵衛に家事や友也の世話をしてもらい、仕事に力を入れるひろ子。息子は安定し、お手伝いもするようになり、職場でも色々な仕事を任せられるようになってきた。

安兵衛は生真面目、几帳面な性格のため、家事は完璧、料理もテレビや本で研究してシェフのような腕前。中でもお菓子作りには並々ならぬ情熱を注ぎ味も素晴らしいものになっていた。その安兵衛がお菓子つくりチャンピオンのテレビに出たことから有名になってしまった。
シングルマザーとして働きながら育児をするひろ子。ひろ子の会社での肩身の狭さや、友也への接し方、家事全般を終えて息子を寝かしつけてからの翌日の仕事のための資料つくりなど、大丈夫なのかしら?って心配しました。働く女性は大変です。

そんなひろ子と息子のところに安兵衛がやって来て、家はピカピカ、息子の気持ちは安定し、ひろ子は仕事に熱中できるといい事尽くめ。180年前からやってきた安兵衛の言葉遣い「○○でござる」も面白いし、一番最初に食べた餃子(出来合いのもの)とプリンに感激するのもかわいらしかったし、おぼえがきメモの昔の文章が面白いんです。

有名になった安兵衛。ひろ子のところには全く帰ってこなくて、友也の面倒はシッターが見るようになった。が、友也は元気がない。ある日、ひろ子は安兵衛のところに「友也に会いに来て欲しい」というのです。が、安兵衛は「それは筋が違う」といい、喧嘩別れの状態。

ひろ子自信も安兵衛の事が好き?なんて雰囲気だったので、2人の物別れはすごく哀しかったけど、でも安兵衛はひろ子に言われた事で自分が「分」を忘れて人気に安寧としていた事に気がついたのだから。

突然やってきた安兵衛は突然帰っていってしまうけど、友也が言った「プリンを食べたい」と言う言葉をずっと忘れずにいたんだなって思えるラストはいいなぁ。

安兵衛がいなくなった途端、急接近してきた田中はちょっと…
| 本:あ行(その他の作家) | 20:34 | comments(4) | trackbacks(3) |
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コメント
しつこくすみません、お邪魔します^^
ブランチで特集されて読みました。
時代錯誤な安兵衛が良かったです。
ああいう風に悪いところは悪いとしっかり言ってくれる人は今は貴重ですね。
友也との関係も好きでした。
2も読むのが楽しみです!
| 苗坊 | 2010/10/06 12:28 AM |
苗坊さん、こんばんは。
TBとコメント、すごく嬉しいです。
ありがとうございます。

安兵衛の言うことがいいんですよね。
背筋がピンと伸びる感じ。

2、今日図書館に取りに行きました。
ほかに読まないといけない本がいっぱいで
まだまだ読めないけど、楽しみです。
| なな | 2010/10/06 9:12 PM |
安兵衛の時代錯誤っぷりは笑えましたよね。前半声出して笑っちゃいました。
田中は、この先もずっと後輩のままであれ以上の存在にはならない気がしますが、あ、でも2ではどうなんだろう。まったく知らないので、楽しみです。
あえてななさんのレビューも読まずにいます。(笑)

表紙の絵と、作中の安兵衛、イメージ違いますよね。(笑)
| じゃじゃまま | 2011/03/25 6:38 PM |
じゃじゃままさん。
そうなんです。大笑いでした。
時代錯誤、仕方ないんですけどね。
なんてったって江戸時代の人なんですから。

2もなかなか楽しかったですよ。

確かに表紙の安兵衛はかっこよすぎ♪
| なな | 2011/03/28 1:38 PM |
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ちょんまげぷりん 荒木源
ちょんまげぷりん (小学館文庫)著者:荒木 源販売元:小学館発売日:2010-02-05おすすめ度:クチコミを見る その男は、180年前の世界からやってきた。 シングルマザーの遊佐ひろ子は、お侍の格好をした謎の男と遭遇する。男は一八0年前の世界からやってきたお侍で、木
| 苗坊の徒然日記 | 2010/10/06 12:27 AM |
ちょんまげぷりん 荒木源著。
≪★★★☆≫ シングルマザーの遊佐ひろ子と息子の友也は、ある日、お侍の格好をした男を見かける。 行きがかり上、お侍の格好をして木島安兵衛と名乗る男はひろ子の家に居候することになり、安兵衛は江戸時代から来たと言うのだ。 物言いといい、物腰といい、どうやら
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