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「ハイドラの告白」柴村仁
JUGEMテーマ:読書


美大生の春川は、気鋭のアーティスト・布施正道を追って、寂れた海辺の町を訪れた。しかし、そこにいたのは同じ美大に通う“噂の”由良だった。彼もまた布施正道に会いに来たというが…。

「プシュケの涙」の3年後の物語。前回と同じように前半と後半二つの物語が語られます。

前半部分は幼いときに父と別れ、家族関係にちょっとトラウマを持つハルが主人公。最近売れている実父である布施。雑誌を見たら偽者が父の名を名乗っていた。布施が住む寂れた海辺の町を訪れたハルは宿に同じ大学の彼方が泊まっている事を知った。彼方はハルが布施の事を探っているのを知っていた。そして謎の人物がハルを彼方と間違えて襲った。2人で偽の布施に迫る。

布施の家の隣にすむねうちゃんがすごくかわいらしいのです。後日談でハルが一緒に行動していたのは彼方ではなく宛だということがわかります。

後半は彼方・宛の従妹でグラビアアイドルのAの物語。

Aは宛の事がダイスキ。だけど宛が一番大切なのは彼方。宛に振り向いてもらいたいからグラビアアイドルをやっている。仕事の全ての基準が宛が興味を持つかどうか。そんな気持ちで仕事をしているのに売れっ子なんですからすごいです。

彼方にむかって「どうしてアーちゃんは私を好きになってくれないのかな」というA。それに対して彼方は「おまえはそういうのわかった上でそれでも宛の事好きなんだと思ってた」というのです。って言うことは宛だってきっとAの気持ちは十分わかってる。その上であの態度ですか。すごく綺麗でスタイルもよくて、それなのに想う人はただ一人。しかも振り向いてもらえない。そういう設定ってなんだかキュンとします。

後半を読んでみて、彼方は吉野彼方の事がすごく好きだったんだな。そして不在をずっとずっとひきずっているんだなって思いました。吉野彼方とハルくんは異母兄妹って事なのかしら?
| 本:さ行(その他の作家) | 21:11 | comments(0) | trackbacks(1) |
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ハイドラの告白/柴村 仁
「自分の知っている布施正道とは違う」気鋭のアーティストを追って、寂れた町へやってきたハルは、同じ美大に通う由良と会う。彼もまた同じ目的らしいが、理由がわからない。しかし、自分が探っている理由も明かせない。 そして彼は、ハルを一歩リードするような切り札
| ◆小耳書房◆ | 2010/10/04 12:43 AM |