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「光待つ場所へ」辻村深月
JUGEMテーマ:読書
「しあわせのこみち」「チハラトーコの物語」「樹氷の街」の3つの短編。
 
とても面白かったんだけど、完全に失敗しました。「しあわせのこみち」は「冷たい校舎の時は止まる」、「チハラトーコの物語」は「スロウハイツの神様」、「樹氷の街」は「名前のない放課後」のスピンオフだそう。辻村さんの作品はコンプリートしたいと思いつつ、ついつい新刊を先に読んでいました。それぞれの元の話を忘れないうちに読みたいな。とりあえずは「冷たい校舎の時は止まる」からにしようかな。
「しあわせのこみち」
T大学文学部二年生、清水あやめ。「感性」を武器に絵を描いてきたという自負がある。しかし、授業で男子学生・田辺が作った美しい映像作品を見て、生まれて初めて圧倒的な敗北感を味わい……。
 
才能がある人の感じる「優越感」や才能があるが為の傲慢さ。そしてそんな人が味わう敗北感。すごくリアルに感じることが出来ました。あやめの高校時代の同級生の鷹野君。同じ大学に通い、時々連絡を取っては会う。そんな鷹野君には彼女がいて、あやめは高校時代から鷹野君に思いを寄せていたらしい…そんな感じが読み取れました。それは「冷たい校舎の時は止まる」に出てくるのかな。

 「チハラトーコの物語」美人でスタイル抜群、ガチに博識でオタク。チハラトーコは、言葉に嘘を交ぜて自らを飾る「嘘のプロ」。恩師、モデル仲間、強気な脚本家との出会いが彼女にもたらすものとは?

脚本家の赤羽環って言うのが、この話ではあまり語られないけど個性的というのか、過去に何かあったなって思わせる存在でした。

「樹氷の街」中学校最後の合唱コンクール。指揮を振る天木だったが、本番一ヶ月前になっても伴奏のピアノは途中で止まり、歌声もバラバラ。同級生の松永郁也が天才的なピアノの腕を持つことを知った彼は……。

ピアノの伴奏の倉田さん。以前からクラスでの評判はよくなく、伴奏を間違えることにクラスメイトは批判的な視線を送る。何とかしなければと思う天木だが…天木君の友だち・秀人と彼女・椿。2人の機転に結構助けられた天木君。松永君の登場により、倉田さんもそれ程悪い子ではなかったということがわかる。学級委員の天木君より、松永君とお手伝いの多恵さんのふれあいがよかったな。
| 本:た行(辻村深月) | 22:00 | comments(2) | trackbacks(1) |
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コメント
こんばんは。
ご無沙汰しております。
最近、ぼちぼち更新再開してますので、よろしければまたお付き合いいただけると嬉しいです。

さて。
私も辻村さんは後から読み始めたので、スピンオフの元の作品を全然知らなかったんですが、面白かったですね。
裏側を想像しながら読むのも結構楽しかったです。
チラッとにおうというか。
答えあわせのためにも既刊を読まなくちゃ。
| ちきちき | 2010/08/10 9:11 PM |
ちきちきさん、こんばんは。
ブログの更新、再開されたんですね。
好みのタイプが似ているので
ちきちきさんが面白いっておっしゃった本は私も面白い。
なのでこれからも更新、楽しみにしています。
ブログの新刊情報はいつも利用させていただいてました。

そうそ、チラっとにおうって感じです。
なんかあるんだろうなぁって言うのがプンプンしてました。
とりあえず「凍りのくじら」を読んでみました。
未読本、少しずつ読もうと思ってます。
| なな | 2010/08/11 7:20 PM |
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光待つ場所へ
JUGEMテーマ:読書 悔しい、恥ずかしい、息苦しい――。心震わす傑作青春小説!たった3分間のフィルムが私に見せた世界は美しかった。私を打ちのめすには、充分すぎるほどに。――<「しあわせのこみち」本文より>T大学文学部2年生、清水あやめ。「感性」を武器に絵を
| ぼちぼち | 2010/08/10 9:11 PM |