CALENDAR
S M T W T F S
     12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930
<< November 2019 >>
SPONSORED LINKS
ARCHIVES
CATEGORIES
カウンター
グリムス
MOBILE
qrcode
<< 「小さいおうち」中島京子 | main | ブライダル・ウォーズ >>
スポンサーサイト

一定期間更新がないため広告を表示しています

| - | | - | - |
「魔法使いの弟子たち」井上夢人
JUGEMテーマ:読書


山梨県内で発生した致死率百パーセント近い新興感染症。生還者のウィルスから有効なワクチンが作られ拡大を防ぐが、発生当初の“竜脳炎”感染者で意識が戻ったのは、三名だけだった。病院内での隔離生活を続ける彼ら三名は、「後遺症」として不思議な能力を身につけていることに気づき始める。壮大なる井上ワールド、驚愕の終末―。

「お待たせしました。9年ぶりの最新長編!」だそう。井上さんの本は2冊目。面白かったです。結構分厚い本なんだけど、先が気になりあっという間に読みました。

フリーライターの仲屋は、山梨県にある竜王大学医学科付属病院で発生した新型の伝染病について取材するように言われた。行ってみると、その病院は完全に封鎖され近づくことすらできない。しかも、既に多数の死者が発生しているらしい。正面突破をあきらめた彼は役所の相談窓口に赴くが、当然のごとく取材は拒否される。たまたま前にいた女性が病院関係者の婚約者だと知り、その女性・落合めぐみに取材をする。取材中、めぐみが伝染病の症状を発症。濃密接触者である仲屋と感染者と思われるめぐみはただちに病院の搬送されるが、二人とも発症し意識不明の重体に。世の中はこの新興感染症の病名を竜脳炎と呼ぶようになり、死亡率はほぼ百パーセント。生存していたのは4人。一人目は京介。二人目はめぐみ。そして93歳の興津繁。めぐみの婚約者は昏睡状態が続いていた。生き残った彼らは、自らに超常的な能力が発生していることに気がつく。
めぐみは手を触れずに物を動かしたり浮かせたりする念動力。仲屋は対象物の過去や未来を透視する千里眼。2人は自分の能力に驚きますが、訓練を続け次第に自由に操れるようになります。めぐみの能力はすごいです。自分が飛ぶこともできし、対象物を飛ばすことも出来るのです。仲屋、興津と一緒に逃げる時には自分を含めた3人を車ごと空中に浮かべます。そしてそれは全く疲れないという。仲屋も最初は気がついてみたら過去が見えていたって状態ですが、訓練を続けていくうちに押せば過去が、引けば未来が見えることがわかる。でも、「死」があるので人の未来を見ることは簡単にやってはいけない事だと思う。

興津はどんどん若返っていった。そして、さらに寝ている途中に誰かの意識の中に入り込んで勝手な事をしてしまうって言うのもあるみたいで、仲屋に相談もするのですが、原因がわからない。

病院に隔離されること数ヶ月。体の中からドラゴンウィルスが消えた訳ではないが、隔離状態からは開放されることになった3人。だが、後遺症は残っているので竜王大学ウイルス研究所の6階に住居スペースを設け、そこで暮らしながら梅沢医師などの医療チームの診察を受ける。

そうして、3人には自己防衛能力がある事がわかるのです。誰かが3人を傷つけようとすると、その人は自分が傷ついてしまう。仲屋につかみかかろうとした男性は両手を複雑骨折し、めぐみを刺そうとした人間は自らの喉をナイフでついてしまう。その事件から警察に捕まってしまっためぐみ。3人の警察からの逃避行が始まります。

無敵の3人。警察は全く理解してくれないし、サルが登場するし、どうなることかと思ったらラストでまた驚き!仲屋はどういう行動をするんだろう?

| 本:あ行(その他の作家) | 22:22 | comments(0) | trackbacks(0) |
スポンサーサイト
| - | 22:22 | - | - |
コメント
コメントする









この記事のトラックバックURL
http://nanamemo.jugem.jp/trackback/2173
トラックバック