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「小さいおうち」中島京子
JUGEMテーマ:読書


赤い三角屋根の家で美しい奥様と過ごした女中奉公の日々を振り返るタキ。そして60年以上の時を超えて、語られなかった想いは現代によみがえる。

はぁ〜読み終わった後、ずっと余韻が残る素敵な本でした。

昭和5年、口減らしのため12歳で山形の農村から上京し、女中奉公を始めた布宮タキ。そのタキが14歳の時から仕えた、8歳年上の時子という美しい夫人とその子供・恭一との暮らしを、晩年一人暮らしをしているタキが平井家での女中方向をしていた時の想い出をノートに書き残し、甥の次男である健史がそれを読んではコメントをはさむ。
初めて出会った時、奥さま時子は22歳。タキは14歳。恭一おぼっちゃんは1歳半。時子の最初の夫が亡くなり、昭和7年子ずれ女中ずれで平井家に嫁いだ奥さま。3年後には赤い屋根の家での暮らしが始まる。

美しい奥様と仕事熱心な旦那様。そして赤ちゃんの時からみているかわいいぼっちゃんと過ごす赤い屋根のおうちでの穏やかな日常。奥様はいつも身奇麗にし、タキの事を気にかけてくれる。小児麻痺になったぼっちゃまはタキのマッサージが大好き。戦争の足音が聞こえてくて、食料や品物が不自由になってくる。だけど、タキは色々な工夫をして、お客様のもてなしをする。奥様の親友・睦子さんや旦那様の部下・板倉さんの事。

奥様と板倉さんに何かあるかも…と思ったとき、奥様のしたためた手紙を預かったタキ。最初の奉公先の小説家先生の得意なイギリスの女中の話がすごく印象に残ります。

最終章は大叔母のノートを読んでいて、大叔母が亡くなった時にノートを形見分けとしてもらった健史の物語。その彼が見つけたイタクラ・ジョージの「小さいおうち」

最後まで読んで表紙を見ると感慨深いものがあります。
| 本:な行(中島京子) | 22:32 | comments(6) | trackbacks(8) |
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コメント
ななさん、ご無沙汰しております〜。
ひなたでゆるりのリサです。
この度ネーム改名して「かりさ」になりました。
これからまたどうぞよろしくお願いいたします(*^-^*)

私も先日読みました!
実は初中島京子作品だったんですが、思った以上に素晴らしく感動でした。最終章の意味もあっと思わせてくれましたね。
読み終えて表紙を見る…私も感慨深く思いました。
| かりさ | 2010/07/13 10:13 AM |
リサさん、いやいや、かりささん!!
あちらでネーム変更の日記を読んでから
心の中でこっそり「かりささん」って呼んでみたりしてました(笑)
「かりさ」ってなんだかとてもかわいらしいですね。

初中島さんだったんですね。
私もコンプリートはしていないんですけど
心にしっとりとしみこむ物語が多くて
好きな作家さんです。
| なな | 2010/07/14 8:36 AM |
こんばんわ。TBさせていただきました。
直木賞受賞作というので触発して読みました。
中島さんの作品は私も初めてでした。
雰囲気がとてもいいですね。
他の作品も読んでみたいなと思いました。
最終章がいろいろ衝撃で、でもちゃんと分かってよかったです。
| 苗坊 | 2010/08/23 8:24 PM |
苗坊さん、こんばんは。

初中島さんなんですね。
他にもいいものがいっぱいあるので
(感想書きにくいのもありますが)
ぜひぜひ続けて読んでみてください。
| なな | 2010/08/23 9:04 PM |
すてきなお話でしたね。
私も昭和初期のモダンな雰囲気や今よりもずっと大事な行事だったお正月の描写がすきです。

当時の暮らしや人間模様、ラスト近くでミステリのように明らかになる謎、衝撃的な「小さなおうち」の絵本の描写。淡々としているのにたくさんの見どころがあって面白かったです。
| 日月 | 2010/08/26 11:50 PM |
日月さん、おはようございます。

昭和初期の上流階級の暮らしぶり、素敵でしたね。
ラストで明かされるタキの想いには驚かされました。

読み終わった後、暫く余韻に浸ってじーっとしてました。
| なな | 2010/08/29 9:41 AM |
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