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「キング&クイーン」柳広司
JUGEMテーマ:読書


ある事件をきっかけに警察官を辞めた元SPの冬木安奈。六本木のバー「ダズン」で働いていた彼女に、行方をくらましていた元チェス世界王者の“天才”アンディ・ウォーカーの警護依頼が舞い込む。依頼者の宋蓮花は、「アメリカ合衆国大統領に狙われている」というが…。


話題作「ジョーカー・ゲーム」を凌ぐ頭脳戦!なんて紹介されているらしく、それを見て読むと「期待はずれ」って思うみたいですが、私は満足。面白かったです。

六本木のバー「ダズン」で働く元SPの安奈。無愛想な安奈だが、サービスとして店にやってくるホステスにしつこく付きまとう客を懲らしめる。ある日、クラブのホステス・リコに付きまとう客を追い払った後、リコに知り合いの女性・レンの相談に乗って欲しいといわれた。彼女は伝説の天才的チェスプレーヤーで1年前から行方不明になっているアンディ・ウォーカーを日本で発見して、一緒に暮らしているという。先日、アンディーが黒いバンに乗った見知らぬ男に拉致されそうになったというのだ。警察に相談しても相手にしてもらえず、民間警備会社は依頼を断ってきたらしい。そんな話を聞いていた時、入管管理局の者だという2人組みがやってきた。安奈の機転により2人をマンションから遠ざけ、3人で逃げることになった。アンディーはアメリカ大統領に狙われているというのだ。SPで訓練を受けてきた安奈が自分の勘を元に誰がアンディーを拉致しようとしているのかを調べ、一方でアンディーの身元について元上司に問い合わせる。そんな話と同時に、安奈がSPをやめるきっかけとなった出来事。5歳でチェスに出会ったアンディーが才能を見出され、大会に出場し強くなる様子が書かれる。
古武術の大家として知られている安奈の祖父。安奈の父親は武術の才能がなく、真面目な警察官として働いていたが、安奈が5歳の時に酔っ払いの喧嘩を止めに入り、刃物で刺され死亡した。安奈は祖父の血を受け継ぎ、古武術の才能があった。警察官になりSPを志望した安奈。その安奈がSPをやめるきっかけとなった一人の人物の死。

5歳の時に姉からチェスを教えてもらい、面白さに嵌っていったアンディー。キングスレー牧師をトレーナーとし、次々と試合に出て有名になっていた。十歳の時に参加したブルックリンの大会において、アンディが指した一局は<ブルックリン・サクリファイス>と名づけられ、その後長いことチェスマニアの間に物議をかもし出すようになった。

古武術に秀でたヒロインとチェスの天才。安奈はアンディーが何者なのか疑い、アンディーも同じように安奈のことを疑い、アンディーはチェス盤を残して安奈の目の前から消えてしまった。タイトル「キング&クイーン」はアンディーと安奈のことなのかと思って読み進めていたら、最後に驚きの展開が!いや〜確かに「キング&クイーン」です。なんとなくアンディーの物語に違和感は感じていたんだけど、所々に挿まれているからそんなもんかって流しちゃいました。

安奈の父の元同僚・北出課長とSP時代の上司・首藤主任。2人の協力なくしては解決しなかった事件。頭のきれる首藤主任がよかったなぁ。

それにしてもチェスの天才と言われる人たちの奇行っぷりには驚きました。神がっかってる人って紙一重なのか…
| 本:や行(その他の作家) | 21:27 | comments(0) | trackbacks(3) |
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