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「ヤングアダルトパパ」山本幸久
山本 幸久
角川書店(角川グループパブリッシング)
(2010-04-29)

JUGEMテーマ:読書


夏休みもあと数日。中学2年生の静男は、生後5ヶ月の赤ん坊を負ぶり保育所を探していた。10以上年の離れた花音と恋をして、優作が生まれた。しかし彼女は幼い父子を残し、消えてしまったのだ。もうすぐ二学期が始まる。急がなきゃ。しかし、中学生の保育所探しはどこからも相手にされない。途方に暮れながらそれでも、静男は優作を守ろうとするのだが…。14歳の父、5ヶ月の息子、幼い父子の、家族物語。


読み始めたら引きこまれてしまい数時間で読んでしまいました。だけど、読み終わって「面白かった」とはいえない内容。大人たちの身勝手さに腹がたちました。


14歳、中二の静男は生後5ヶ月の息子・優作の育児に奮闘中。父親は舞台監督であちこち飛び回っており家に殆ど帰ってこない。母親は家を出て子持ちの男性と結婚している。暫くの間家政婦さんが来てくれていたが、その女性も父親の介護のため帰郷してしまった。そんな時、父親の知り合いの花音という女性が家に転がり込んできた。そして2人は愛し合い、花音は妊娠し子どもを産んだ。そして8月になり花音がいなくなったのだ。父親である静男は優作の世話をしているが、もうすぐ夏休みが終わるので学校に行ってる間に優作を預かってもらえるところがないかを探しているのです。

もう、とにかく大人が無責任。静男の父親は全く家に帰らないし、新しい家庭を持った母親は久しぶりに会った優作に自分のことばかり話す。花音にいたっては、子どもを産んで14歳の子に責任を押し付けていなくなっちゃうんですから。しかも、途中で優作という名の5歳の男の子が登場するのです。以前にも同じ事をやっていたらしい。まったく!何て女!!!!

14歳の静男は健気に優作の面倒をみます。優作の前で泣いたらいけない。声を荒げてはいけない。こんな立派な親、なかなかいるもんじゃないです。私はものすごく反省しなきゃいけない。静男にとって優作が唯一の家族だからこそ、大切にしているんだろうなぁ。

同じマンションに住む同級生やその彼女、保育所の静子先生の存在があってよかった。保育所を手伝う楠さん、子ども達の世話も出来て料理も上手。中二とは思えない立派な女の子でした。

ラストはハッピーエンドにならずに残念。でも、花音が戻ってきたところで、アナタに優作の面倒を見る資格はない!!!と本気で腹立たしく思ってしまう私でした。
| 本:や行(山本幸久) | 21:56 | comments(2) | trackbacks(1) |
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コメント
14歳って純粋だなって思うんですよね。それなのに、あんな風に置いていかれてしまったら、傷深いですよね。だから静男が切なくて。
静男と優作のその後読みたいですけど、でも花音が出てきたらぶちぎれちゃいそうです。(爆)
| じゃじゃまま | 2011/01/18 4:44 PM |
じゃじゃままさん、こんにちは。
そうですよね。わが子の数年後…って考えると
静男は本当にがんばりやさんです。
| なな | 2011/01/21 3:55 PM |
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ヤングアダルト パパ 山本幸久著。
≪★★★≫ 14歳で父になった静男と生後5ヶ月の優作を残して、花音さんは消えた。 夏休みは残りわずか。優作の面倒を見てくれる保育所を探さなくてはいけない。 10歳以上も歳の離れた花音さん、どこへ行ってしまったのか。 静男の父も、離婚した母親も、誰もあて
| じゃじゃままブックレビュー | 2011/01/18 4:41 PM |