CALENDAR
S M T W T F S
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
2930     
<< September 2019 >>
SPONSORED LINKS
ARCHIVES
CATEGORIES
カウンター
グリムス
MOBILE
qrcode
<< 「パパはロクデナシ」上村佑 | main | 「リアル・シンデレラ」姫野カオルコ >>
スポンサーサイト

一定期間更新がないため広告を表示しています

| - | | - | - |
「1Q84 BOOK 3」村上春樹
村上 春樹
新潮社
(2010-04-16)

JUGEMテーマ:読書


そこは世界にただひとつの完結した場所だった。どこまでも孤立しながら、孤独に染まることのない場所だった。

母の知り合いに借りたので、すごく早く読めちゃいました。が、貸してくれた人がまだ読む前のピカピカの新品の本だったので、「汚さないように」「ぬらさないように」「折り曲げないように」とすごくすごく緊張して読みました。前2作を読んでから3ヶ月とちょっとしか立ってなかったのですが、やっぱり忘れてた。BOOK2の青豆さんの最後の章には「え!!こんなところで終わりなの?」って思ったはずなのにね。

今回は青豆の章、天吾の章に加えて牛河の章があります。牛河→青豆→天吾の順番に語られるのですが、途中まで牛河の章が来るとなんとなく読むのがイヤでちょっと休憩…そして暫くして読み始めるって感じでした。
 
1と2の内容を忘れかけていたのですが、それでも読んでいるうちに「そうだった、そうだった。嵐の夜、青豆はリーダーと会っていて、天吾はふかえりと…」と少しずつ思い出してきました。

前作で出てくると不愉快な気持ちになる牛河でしたが、医者の父と医学部を卒業した兄弟二人。アメリカの大学に留学した後同時通訳の仕事をする妹。 みんな痩せて背が高く、卵型の整った形をしている。その中で背が低く、頭が大きくていびつで、脚は短く、眼球が外に飛び出し、首の周りには肉がついてる。そんな牛河は家族の中で常に「異物」だったと。そんな牛河のバックグラウンドを知ってしまうと、なぜだか牛河の語る物語も面白くなってきたりするから不思議です。

1984年の世界では相手の事を想っていることさえ気がついていなかった青豆と天吾ですが、青豆は公園の滑り台に登る天吾をマンションから見かけて、天吾はふかえりから「ちかくにいる」と知らされて、互いの存在を意識する。

そういえば、ふかえり。3ではアパートで張り込んでいる牛河が存在を見つけて、尾行したり盗撮されているのをふかえりに見透かされたりしていますが、フェードアウトしてしまった感じ。

その間に青豆は妊娠をし、そのお腹の中の子は天吾の子で嵐の日に授かったのだとわかり、天吾はねこの町で昏睡状態だった父親を見舞い、看護婦と不思議な夜を過ごし、そして父が亡くなる。最後にとうとう出会えて、月が二つある世界から脱出できた二人ですが、たとえそこがどこであれ「よかったね」って思えるラストでした。

| 本:ま行(その他の作家) | 22:26 | comments(2) | trackbacks(4) |
スポンサーサイト
| - | 22:26 | - | - |
コメント
せっかく出会えたから、二人には幸せになって欲しいけど、ふかえりはどうしたの?牛河から出てきたリトルピープルはどうなった?など、謎は残しっぱなしだったよね?

私はさ、11ヶ月かかって3冊を読んだから、細かいところ、特にゆりあに話したりブログに書いたりしていない、性的な事柄をすっかり忘れていたよー。
え?え?なぜ妊娠?って慌てた。
| ゆうき | 2010/11/17 5:36 PM |
ゆうき、そうだよね。
謎だらけでぐるぐるしちゃう感じだった。

約1年で3冊か。
続けて読んでも読み終わってから忘れちゃったことはいっぱい。
公園の滑り台が一番印象深いかな。
| なな | 2010/11/19 6:35 PM |
コメントする









この記事のトラックバックURL
http://nanamemo.jugem.jp/trackback/2089
トラックバック
村上春樹 『1Q84 BOOK3』
1Q84 BOOK 3/村上 春樹 ¥1,995 Amazon.co.jp そこは世界にただひとつの完結した場所だった。どこまでも孤立しながら、孤独に染まることのない場所だった。 1Q84 BOOK1&BOOK2の感想はこちら★ 私が初めて村上春樹の本を面白いと思った1Q84。
| 映画な日々。読書な日々。 | 2010/07/07 12:42 PM |
1Q84 Book3
  「1Q84 Book3」 村上春樹 602頁 2010年4月   長い道のりでした。(図書館派だから) 思えば、Book1とともに年を越し、Book2とともにゴールデンウィークを過ごし、 再び冷たい風が吹く頃にBook3を楽しみました。  
| わすれるまえに | 2010/11/17 5:37 PM |
村上春樹『1Q84 BOOK 3』
1Q84 BOOK 3村上 春樹新潮社このアイテムの詳細を見る 今回は、村上春樹『1Q84 BOOK 3』を紹介します。今回は青...
| itchy1976の日記 | 2011/02/16 12:20 AM |
1Q84 BOOK1〜3
村上春樹 著 
| Akira's VOICE | 2011/03/25 11:36 AM |