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「インディペンデンス・デイ」原田マハ
JUGEMテーマ:読書
楽しみじゃない?いちから始められるなんて。すごいじゃない?誰にもたよらないなんて。ひとりの女性に、ひとつの独立を!さまざまに悩み、しがらみに揺れる女性たちに贈る連作短篇集。
 
原田さんの短編集。24のショートストーリです。前の章でチラリと姿を見せた人が次の主人公っていう構成。全部女性が主人公です。タイトル「インディペンデンス・デイ」通り何かから独立する日、旅立ちの物語です。

どの物語も何かに悩んだり、とらわれたりしていた主人公がなにかのきっかけで前向きになる。雨や曇りの日が続いてた後に、急に晴れ間が見られるような感じ。とにかく爽やか。出来る事なら1話ずつポツポツと読んでいきたいなって思いました。
川向うの駅まで
実家から川を渡った先に憧れ念願の一人暮らしを始める。

月とパンケーキ
アメリカ留学時代に習ったパンケーキ。お弁当にもっていったら所長に「パンケーキですか」と声をかけられた。
 
雪の気配
18歳の頃、母親がやっているスナックを手伝わされていた私。母親の「早く出ていきな」の言葉どおり、大学合格と同時に家を出たのが7年前。そして帰ってきたのは三日前、母が亡くなった次の日の事だ。
 
真冬の花束
中学時代いじめられていた私。ある先生との出会いがきっかけで、今は教師をやっている。同僚からクラスの女子がいじめられているのではと指摘された。昔私が先生から教えてもらった詩を授業中に紹介する。

ふたりの時計
先週まで夕方の番組のリポーター兼キャスターをしていた私は5年前に結婚した夫とはずっとすれ違いの生活だった。

転がる石
ネイルサロンで働く私のバッグの中で携帯がなり続ける。鳴らしているのは2年前から一緒に住んでいる彼からだ。私の片想いから始まった恋。
 
いろはに、こんぺいとう
心療内科で働く私。母が認知症になり、診療中にも関わらず電話をしてくるようになった。
 
誕生日の夜
家に帰って見たら今日が自分の誕生日だと気がついた。今まで幼馴染の友達と一緒にいたが、彼女とは子どもの頃から彼女が上位にたち、私が従う関係。
 
メッセンジャー
言葉で伝えるメッセージ付きの花束を贈るサービスをしている。毎月最終土曜日に「ごめん」という言葉と花束を贈る男性。相手の女性の家にお邪魔し、話をするようになった。

バーバーみらい
同人誌に漫画を書いている私。家から見えるチカチカ光る光がある日突然見えなくなった。気になって光の方にいってみたら、底には古ぼけた床屋があった。
 
この地面から
漫画家になると家を出たが、派遣をしながら携帯で掲示板につぶやく私。ある日「生きがってなに?」という質問をされた。

魔法使いの涙
大阪から転勤して娘が生まれた。一生懸命馴染もうとしたが、娘が乱暴でママたちが離れていってしまった。そんな時公園で会ったおじいさんが娘と私に物語を語ってくれた。

名もない星座
 18歳で賞を受賞して本を出版したと思ったら、発病。それからはずっと病院で過ごしている。公園で親子に物語を語ってるという祖父のために物語を作る私。
 
お宿かみわら
大好きな夫と北海道で1日1組のための宿を経営していた。が、宿をやめる日がやってきた。
 
空っぽの時間
外資系ファンドに勤める私。何事も上手くやりぬける同僚に会社が危ない。会社を始めるから一緒にやろうと言われた。それから暫くして会社は破綻し、津波に遭遇したような日々を過ごした。
 
おでき
山陰の田舎から東京の大学に出てきた。やっと就職が決まったと思ったら、内定取り消しの連絡が。何をしても着いていない私。
 
缶椿
会社のトイレで噂話に花を咲かせる同僚。なんとなくその仲間に加わっている私。トイレに空き缶に生けてある季節ごとの花。その花を生けている掃除会社のおばさん。

ひなたを歩こう
始めてのデートの時「ひなたの道を歩かなくっちゃ、なんだか人生もったいない」と言われたのが彼と好きになったきっかけ。そして一緒に暮らし始め、彼は念願だった移動お弁当屋を開いた。

甘い生活
高校時代の友人が会社に「多幸症」の後輩がいると言う。多幸症の彼女は友達が狙っていた会社のイケメンと付き合い始めたというのだ。スイーツの出前をしている私は会社に来てその多幸症の後輩にお菓子を勧め、太らせて欲しいと言うのだ。
 
幸せの青くもない鳥
失恋した。会社で人気のある彼にはたくさんの彼女がいたのだ。作家の父は「男はあったかいハートがあればいいんだ」というけど、私が付き合う彼は毎回顔がかっこいい。ある日、家にいたら編集者がやってきた。その編集者は肩にインコを乗せていた。

独立記念日
未婚の母の私。娘を産んで5年、がむしゃらに働いてきた。自由になりたい。保育園に娘を迎えに行くと、娘は不機嫌だった。理由は飼っていたインコがいなくなったから。
 
まぶしい窓
下の子が中学生になった六年前、再び保育園で働き始めた。それも今日で終わり。夫が末期がんで余命1ヶ月と宣告されたからだ。少しでも長く夫のそばにいたい。
 
いつか、鐘を鳴らす日
ホテルのチャペルから鐘がなっている。鐘を鳴らしたカップルは幸せになると言われていたホテルで働く私。2年間一緒に暮らした彼は出て行ってしまった。いつか、鐘を鳴らす日は来るのだろうか。

川面を渡る風
川を渡ったこっち側に住んで3年。父が亡くなり、家族のような存在のケンちゃんと結婚することになり、私はこのアパートを出て行く。今日はお世話になった人たちとバーベキューをする。
| 本:は行(原田マハ) | 20:59 | comments(0) | trackbacks(0) |
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