CALENDAR
S M T W T F S
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
2930     
<< September 2019 >>
SPONSORED LINKS
ARCHIVES
CATEGORIES
カウンター
グリムス
MOBILE
qrcode
<< 「青森ドロップキッカーズ」森沢明夫 | main | 「悪夢のエレベーター」木下半太 >>
スポンサーサイト

一定期間更新がないため広告を表示しています

| - | | - | - |
「失恋延長戦」山本幸久
山本 幸久
祥伝社
(2010-03-11)

JUGEMテーマ:読書


全力で片思い、しちゃいました。苦しくって、ちょっぴりはずかしい…。そんな不器用で切ない日々をかろやかに描く。失恋を経験した全女子と、乙女心を知りたい全男子に贈る、青春ラブストーリー。

「愛は苦手」でアラフォー女性の気持ちを書いていた山本さん。今回は女子高校生(スマップが6人でドリカムが3人だった時代の)の物語です。

16歳、女子高生の米村真弓子は放送部で一緒の同級生・大河原くんに片思いの日々を送っていた。告白したいけどできない、そんな真弓子を見守っているのは5年生の頃から買っている犬らしくない犬・柴犬のベンジャミン。ベンジャミンは真弓子の大切な話し相手。そしてもう一人、真弓子を放っておかない存在が、なぜか彼女をライバル視する同級生のゲロサキこと藤枝美咲。16歳から21歳まで、大河原君に対して一途な気持ちを持ち続ける真弓子の物語。
真弓子は高1の夏、大河原君に「おれ、米村って、声はいいとおもうよ」と言われてから大河原君に片想い。なんとなくいい雰囲気にはなりながらも、恋人にはなれずにいた。そして高3になって大河原君には彼女が出来てしまう。東京から引っ越してきた高1の蔦岡るいはとてもかわいい女の子。真弓子の気持ちを知らずになのか、知っていてわざとなのかはわからないが、大河原君との事を相談してくる。彼の好きなSFの本の内容と感想を真弓子に聞いたりもするのです。

蔦岡のかわいさに大河原君もメロメロだろうなと思ったり、ちょっとした甘える仕草を見ては「大河原君にもこんな風にするのか?」「いや、もっとかも」と思い、心をずたずたにされる真弓子。真弓子は真剣なんだろうけど、その独り言が面白いのです。

真弓子をライバル視するゲロサキこと藤枝。アナウンサーのオーディションを受けるだとか、バンドを始めたとか、何をすべきか見つけるために東京に行くだとか、東京でやり直すためにお金を貸してくれだとか、突然真弓子の前に現れて突拍子もないことを言い出すのです。ここまで自由奔放だと笑えます。

5年生のときに真弓子の所にやってきた犬らしくない犬、ベンジャミン。真弓子と会話をするのですが、その口調がすごくのんびりとしていて心地よいのです。最後まで読んで、タイトルの意味を知って「あぁ、そうだったのか」とベンジャミンの気持ちを知って、ため息が出ました。真弓子は幸せ者です。
| 本:や行(山本幸久) | 20:33 | comments(2) | trackbacks(1) |
スポンサーサイト
| - | 20:33 | - | - |
コメント
あの蔦岡!!嫌な女でしたね〜。
下北で本性出して、とっとと振られればいいのに、って思ったのに大河原君、駄目駄目でしたね。(笑)
真弓子と藤枝の友情が、最後、いいな〜って思いました。
| じゃじゃまま | 2010/06/14 10:20 AM |
じゃじゃままさん、こんばんは。
蔦岡にコロリとやられちゃってる大河原君が情けなくて。
藤枝はすごくエキセントリックな子でしたが
最後よかったですよね。
| なな | 2010/06/14 9:46 PM |
コメントする









この記事のトラックバックURL
http://nanamemo.jugem.jp/trackback/2070
トラックバック
失恋延長戦 山本幸久著。
≪★★★≫ 放送部の真弓子は、同じ部の大河原君が好き。 だけど想いは告げられないし、なぜか同級生の藤枝からは常にライバル視されて、嫌いなのに嫌いと言えず。 顧問に推されて地元のFM局のアシスタントになったり、そこで発した一言がブームとなったり、怒られた
| じゃじゃままブックレビュー | 2010/06/14 10:18 AM |