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「ハミザベス」栗田有起
ハミザベス
ハミザベス
栗田 有起


「ハミザベス」と「豆姉妹」の2つの話。表紙の絵、江国香織さんの「ホテルカクタス」を思い出した。調べてみたら両方とも佐々木敦子さんが描いた絵だった。一つの繭に一緒にくるまれる母と娘、一つさやに納まる豆のような姉妹。一心同体の二人が離れて相手を見つめ、自分を見つめる物語。

栗田さんのお話、「コイノカオリ」に入ってるのと続けて3つ読んだわけですが、独特の雰囲気が流れている。普通の会社に勤める人なんていうのは出てこなくて、SMの女王だったり、マッサージをする人だったり。ちょっと普通じゃないのに、その状況をいつも前向きに受け止めている登場人物たち。

「ハミザベス」
1才の時別れた父が死に、母は現金、私はマンションを相続することになった。父の同居人で相続執行人であるあかつきさんからハムスターをもらい受け、母と二人で暮してた家を出て、ハミザベスと名付けたハムスターと相続したマンションで暮し始める。

不思議な世界。エリザベス+ハムスターでハミザベス。それをタイトルにしてしまうのも可笑しい。お母さんの梅子は更年期障害で「がくーん」ときてるし、お父さんは畳1畳ぶんの○をもつ不思議な体の持ち主。その父と同居してたあかつきさんは卵を産める。幼なじみの彰の一家はまちるの初潮を楽しみに待っていた、等々。

「豆姉妹」
7才年の離れた双子のように似てる姉と私。姉が看護婦になって自立したので、私も一緒に家を出た。姉は肛門科の看護婦からSMの女王になり、私はアフロにした。そして家に母の再婚相手の連れ子が居候する。

こちらの話のほうが面白い。アフロにした主人公の描写に大笑いでした。
| 本:か行(栗田有起) | 22:51 | comments(2) | trackbacks(1) |
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コメント
こんばんは。ななさん。
確かに、アフロにした主人公には笑えました。
あまりにも印象に残りすぎて、前の作品が何だか忘れてしまいそうです(笑)
| ゆう | 2007/04/02 9:33 PM |
ゆうさん、おはようございます。

そう、そう、アフロ(笑)
今やこの表紙を見ただけであのアフロの描写を思い出す私。
読み方、かなり間違ってますよね(汗)
| なな | 2007/04/03 10:32 AM |
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ハミザベス 栗田有起
既に死んだと思っていた父親のマンションを相続することになった娘・まちる。 新しい生活と共に、明らかになった出生の秘密や、父と同棲していた女性との奇妙な親交などを交えながらの日々を繊細に描いた「ハミザベス」と、看護士からSMの女王に変身を遂げた姉、そして
| かみさまの贈りもの〜読書日記〜 | 2007/04/02 9:32 PM |