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「SOSの猿」伊坂幸太郎
伊坂 幸太郎
中央公論新社
(2009-11-26)

JUGEMテーマ:読書


ひきこもり青年の「悪魔祓い」を頼まれた男と、一瞬にして三〇〇億円の損失を出した株誤発注事故の原因を調査する男。そして、斉天大聖・孫悟空―救いの物語をつくるのは、彼ら。

「私の話」、「猿の話」とつけられた章が交互に書かれています。そしてそれぞれにしょんぼりした男の人と猿の絵がついてる。「ゴールデンスランバー」の時と似た感じ。でも、今回の話はそれほどワクワクしなかったなぁ。

「私の話」と「猿の話」という2つのストーリィが交互に語られていきます。
「私の話」の主人公は、家電販売店に勤める遠藤二郎。彼は困っている人を無視できない性格。イタリアに滞在していた頃に悪魔祓いをしていた友人の父親の牧師について悪魔祓いの様子を見ていた。日本に帰ってから数人の相談に乗った。子どもの頃憧れていた近所の年上女性から引き篭りとなっている彼女の息子について相談を持ちかけられます。「猿の話」は誰かが語るシステム会社の品質管理部に勤める五十嵐真の物語。なんでも理論的に考えることしか出来ない五十嵐が自社システムを利用する証券会社の株の誤発注事件の原因調査を命じられます。そして物語は思わぬ展開を見せるのです。
「私の話」で遠藤二郎が語るところは面白かったです。悪魔祓いの話は興味深かったし、遠藤二郎が昔学校に来なくなった同級生の家に行った時の話「山田君が学校に行かなくてすごく楽しそうならいいけど、そんなに苛々して、顔色もよくないし。やっぱり、それは今のままじゃよくないってことじゃないの」なんて言うのはすごく素敵な言葉だなって思いました。辺見のお姉さんにいう「大事なのは会話だと思う」って言葉もいい。コンビニの駐車場で合唱している雁子さんと仲間達も面白かったなぁ。

「猿の話」五十嵐さんの物語は、登場人物がすぐに西遊記の人に変身しちゃうし孫悟空がチラチラと登場して獣臭さを撒き散らすし…

でも「首に鎖をつけた女性と子ども」だとか「ファミレスで借金取りにお金を返せといわれている人」なんかが引きこもりの青年と株発注ミスを調査する五十嵐さんの物語と絡まりあって、なるほどね〜そういう事かとおもしろかったんだけど。ただ、最後がちょっと…印象薄めで終わってしまったような気がします。
| 本:あ行(伊坂幸太郎) | 20:48 | comments(6) | trackbacks(3) |
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コメント
ところどころ面白いのですが、最近の伊坂さんは正直読むのが以前ほど楽しくなくて‥前の作品の方が好きかなぁ。

小学生の頃、好きだった漫画の絵柄が連載が進むにつれ好みじゃない方向へ変わっていってしまって悲しかった‥という記憶に何故か繋がります。(ちなみに『マカロニほうれん荘』という漫画で、作者はその後断筆してしまいました)

伊坂さん自身が楽しんで書いているなら、ついて行くしかないです!
| たまま | 2010/02/17 9:23 AM |
たままさん、こんばんは。
わかります!
以前は最初から最後までワクワクしてたのに
所々で「あぁ、好きだ」って思うんだけど
ちょっと残念な気持ちにもなります。

「マカロニほうれん荘」連載は読んでいませんでしたが
漫画を何冊か読みました。
断筆してしまったんですね。

そうなんです。ついて行くのですが、でも昔のトキメキが忘れられない…
| なな | 2010/02/17 9:33 PM |
こんばんわ^^TBさせていただきました。
私も同じです。初期の作品だと笑顔で読んでいた記憶があるのですが、最近の作品はずーっと眉間にしわを寄せて読んでいるといいますか^^;理解するのが難しいんです。私には。面白さは勿論あるのですが、どうしても比べてしまいます。
私も遠藤の話が好きでした。
SOSを感じると話しかけずにはいられないっていうのは素晴らしいと思いますし。私も、山田君への言葉は印象的でした。
| 苗坊 | 2010/04/30 11:34 PM |
苗坊さん、こんばんは。
苗坊さんも同じでホッとしました。
いつまでもついていくつもりではありますが
最初の頃のトキメキが消えちゃってますよね。
| なな | 2010/05/01 10:09 PM |
疲れましたね。
私は伊坂デビューが遅かったんですけど、逆に、常に考え込まれてて眉間に皺が寄ってしまう作家さん、って印象の方が断然強いです。
ちょっと難しすぎて、また顔の皺が増えちゃいましたよ〜〜。(泣)
| じゃじゃまま | 2010/09/03 11:56 AM |
じゃじゃままさん、こんばんは。

本当に難しいです。
眉間に皺がよってしまう本ですよね。
困ります。
最初の頃の本は会話なんかがもっともっと面白いですよ。
| なな | 2010/09/04 10:22 PM |
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SOSの猿 伊坂幸太郎
SOSの猿クチコミを見る ひきこもり青年の「悪魔祓い」を頼まれた男と、一瞬にして三〇〇億円の損失を出した株誤発注事故の原因を調査する男。そして、斉天大聖・孫悟空。救いの物語をつくるのは、彼ら……。 う〜ん。伊坂作品は最近こんな感じなのが多いですねぇ。
| 苗坊の徒然日記 | 2010/04/30 11:21 PM |
SOSの猿 伊坂幸太郎著。
≪★★≫ 家電量販店の店員遠藤二郎の元へ、かつて近所の憧れのお姉さんだった辺見のお姉さんが相談にやって来る。 息子が引きこもりで、どうにか助けてやって欲しいと。 ただの店員の遠藤二郎だが、イタリアで、二郎の人のSOSをキャッチしてしまう性格を見抜いた友
| じゃじゃままブックレビュー | 2010/09/03 11:51 AM |
SOSの猿<伊坂幸太郎>-本:2010-34-
SOSの猿クチコミを見る # 出版社: 中央公論新社 (2009/11/26) # ISBN-10: 4120040801 評価:77点 内容(「BOOK」データベースより) ひきこもり青年の「悪魔祓い」を頼まれた男と、一瞬にして三〇〇億円の損失を出した株誤発注事故の原因を調査する男。そして、斉天
| デコ親父はいつも減量中 | 2010/09/05 9:52 AM |