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「秘密の花園」三浦しをん
秘密の花園
秘密の花園
三浦 しをん


「洪水のあとに」「地下を照らす光」「廃園の花守りは唄う」の3つの短編。カトリック系の私立女子校に通う女の子3人の物語。

十年前7歳の時に玩具売り場で男の人にいたずらされてから「ノアの箱舟」にとらわれる那由多、教師への熱い想いから「千葉の海へと続く道」にとらわれている淑子、自分が生まれる前母のお腹にいたはずの兄への思いから「パンドラの箱」にとらわれている翠(すい)3人が一人ずつ語る。

那由多の「救われたい、誰かに気付いて欲しい気持ちと誰にも知られたくない、触れられたくない気持ち。」淑子の「誰も救ってくれない絶望とそれでも捨てられない希望。」翠の「希望を抱いてしまう自分に対する嫌悪感」

うーん。カトリック系のお嬢様学校で浮いている那由多と翠。どっちつかずの淑子。そして女子校だから先生に恋をする気持ち。そんなのはよくわかるんだけど、なんだか心にひびかない話でした。自分が17歳の時にはもっと、もっと単純だったような気がする。周りにはもしかしたらこうやって悩んでる人もいたのかもしれないけど、私のほほんと過ごしていたんだな、きっと。

那由多の弟の名前が丈で、翠が「どっちも単位の名前なのね」という。那由多って何の単位なんだろう。。

あとがきに「女子校者の漫画が好きです。「純情クレージーフルーツ』「櫻の園」「Blue」そこに描かれた少女達に敬意を表しつつ、私も私なりに、記号でも消費物でもない誇り高い生き物である少女を書きたいと思ったのが、この話にとりかかったきっかけの一つです」と書いてあった。これらの漫画の雰囲気がわかる人にはたまらない本なんだと思う。

「秘密の花園」と言って思い出すのは松田聖子。「誰も知らない秘密のは・な・ぞ・の」って歌ってました。タイトル見るたび歌がグルグルまわります。
| 本:ま行(三浦しをん) | 22:47 | comments(0) | trackbacks(0) |
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