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「殺してもいい命 刑事雪平夏見」秦建日子
JUGEMテーマ:読書


「殺人ビジネス、始めます」「新規開業につき、最初の三人までは特別価格30万円」―胸にアイスピックを突き立てられた男の口には、赤いリボンで結ばれたチラシが突っ込まれていた。殺された男の名は…。あの刑事・雪平夏見が帰ってきた!待望のシリーズ最新刊。

久しぶりの秦さんの小説。大好きな作家さんだけど、ドラマの脚本や舞台などでいそがしいのかしら。本はあまり出ないのが残念。

クリスマス・イブの日、河原で死体が発見された。発見したのは元妻。そんな風に始まる物語。その元妻が雪平刑事で、死体の口には「殺人ビジネス、始めます」と書かれたビラが突っ込まれていた。殺人者は雪平に恨みのある者なのか?それとも「フクロウ」と名乗る殺人者が実在するのか。それから数日後、第二の死体が発見されまたもや「フクロウ」のビラが発見された。フクロウを追う雪平。

雪平刑事、本当にぶれないというのか、迷わない。だけど眠らずに捜査をするのは、最初に射殺した少年の夢を見たくないから。娘は大切だけど、犯人を捕まえることもすごく大切。後輩の安藤に対して褒める言葉をかける事も出来ずにいる。すごく、すごく不器用でかわいらしい一面もあります。

4年前に雪平に息子を射殺された母親に会いに行く雪平。彼女が言う「無能な刑事が、無能なせいで息子を殺したっていうんじゃ浮かばれない。せめて優秀な刑事が、優秀な正しい判断で息子を殺したんだって思いたい」「だから、あなたはこれからも証明しつづける義務があるのよ」という言葉がすごく印象深かった。

最初の方に挿まれる父親が子供たちを道連れに無理心中を図る話、小学校で6年生が屋上から転落死した事件を担当した阿部巡査の話、検挙率の低い実直な神無月刑事が調べたお寺の境内、階段の下で倒れていた高校生の死について調べる話。それらが最後につながるところは「おぉ!」って感じです。

それにしてもラスト!続きが気になるじゃない。雪平刑事、大丈夫だよね????
| 本:は行(秦建日子) | 23:50 | comments(2) | trackbacks(1) |
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コメント
こんばんは。
雪平ってかっこいいですよね。強い人だと思っていたけど、4年前に射殺した少年の夢を見てしまう姿に生身の人間を感じてちょっとほっとしました。
それにしても、雪平どうなっちゃうんでしょうね???
| 山手のドルフィン | 2010/06/27 12:18 AM |
山手のドルフィンさん、こんばんは。

事件が起こると他の事には全く無関心で、眠らなくても平気って思ってた雪平が実は…そんな一面が見られて「なるほど」って納得。このシリーズがさらに好きになりました。
| なな | 2010/06/27 9:50 PM |
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◎読書記録◎ 「殺してもいい命 - 刑事 雪平夏見」 秦 建日子
この分の写真を撮るのを忘れました…{%涙(ヒタヒタ)hdeco%}
| The 近況報告! | 2010/06/26 11:43 PM |