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「武士道エイティーン」誉田哲也
JUGEMテーマ:読書


高校時代を剣道にかける、またとない好敵手。最後の夏、ふたりの決戦のとき。新進気鋭が放つ痛快・青春エンターテインメント、いよいよ天王山!わたしたちは、もう迷わない。この道をゆくと、決めたのだから。

待ちに待った「エイティーン」予約するのが遅れて、やっと読むことが出来ました。「武士道セブンティーン」を読んだのが去年の8月。今年の4月から息子達が警察署の少年剣道を始めたので、今回は前2作より剣道をしている人たちの動きが頭に入ってきたような気がします。

高校三年生になった二人は高校最後となるインターハイに、各々東松学園、福岡南の選手として団体戦に出場、それぞれの思いを胸に戦います。個人戦では香織と黒岩の因縁の対決も。

それ以外にもファッションモデルをやっている早苗の姉の西荻緑子。香織を育てた桐谷道場の玄明先生。福岡南のインチキ教師の吉野先生。香織と早苗の後輩で、東松の先鋒を任されている田原美緒。の物語が所々に。
早苗と香織、二人の戦いは周りの人たち全員の協力によって実現する。だけど、早苗は靭帯損傷により、全力を出し切れていないし…万全な形での試合を見たかったなぁってちょっと残念。その代わり怜那との試合は迫力がありました。

ただ、半年以上息子達の剣道を見学している私。先生が子供たちに指導する時に言う色々な事がなるほどなぁって頷けます。例えば「始まりと終わりの挨拶はすごく大切」「終わりの挨拶は戦ってくれてありがとうって意味をこめてていねいにしなければいけない」など。香織と怜那の試合の時、香織が勝った瞬間に「誰をさて置いても、あたしが真っ先に礼をすべきは、お前なのだ」と思い、面を外した後二人で正座をして挨拶をしあうのです。なんだかすごくいいなぁって思いましたし、先生が言ってるのはこれなのか…って思いました。

「セブンティーン」で木刀片手に不良相手に戦った時以来続いている香織の気持ち。「一撃で相手の戦闘能力を奪う。相手を殺すものでも、傷つけるものでもなく、また自身も無傷のまま、戦いを終結させるという、理想。そういう戦いか方を習得するのが、武道。あたしたちにとっての、剣道。…相手も自分も、一撃で暴力を無効にする、そういう一本を学ぶため、開始線に立つ。竹刀を振るう。いわば、誰もが同志。決して敵ではない。」香織、変わったなぁって思うし、すごくいい言葉だなって思いました。

サイドストーリーもそれぞれ面白かったです。早苗の姉・緑子は美人でワガママいっぱいって印象だったんですけど、雑誌が違えば読者の層も違うからポーズ一つずつが違ってくる。一つ年下の巧との出会いから別れまで。留守番電を聞く緑子が切ないです。

玄明先生の話は戦前から戦後の剣道と戦争の関係などちょっとシリアスな話。いつも酒臭い吉野先生は小学校3年生の時に剣道を始めた幼馴染とのあれこれ。高校生の時に起こした暴走族との喧嘩の真実。田原は2年生になってからいままでべったりとくっついていた香織から距離を置き、平正眼の構えで立つようになった。その理由。
| 本:は行(誉田哲也) | 21:18 | comments(8) | trackbacks(5) |
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コメント
おはようございます。
TBさせていただきました。
私は二年間高校で剣道の副顧問をやったことがあるんですが、実際の剣道の世界にちょっと触れた分、香織と早苗が何となく立体的に感じられました。
剣道の世界はホント深いものがありました。
| 時折 | 2009/10/31 7:57 AM |
時折さん。こんにちは。

剣道の世界、深そうですよね。
うちの子供たちもまだまだ防具をつけることもままならない
新人なのですが、いつか武士道を極めて欲しいです。
そして「武士道シリーズ」を読んで欲しいなって思いました。

時折さん、副顧問ですか。
先生をやっていらっしゃるのかしら。
| なな | 2009/10/31 2:58 PM |
今回も楽しく読みました。
短編が挟まってるところがちょっとお得な感じですね。
吉野先生の話良かったな。

シックスティーンの映画化も私的にキャストがなかなか合ってるので、楽しみです。

ななさんの息子さん達は少年剣士ですか〜
いいないいな、うちの子にも剣道させたい!
けど高校からじゃ遅いかな?
| たまま | 2009/11/05 9:52 AM |
たままさん、こんばんは。
え?シックスティーンが映画化?
全然知らなかった。
検索してみなきゃ!
なるほど、主人公の二人はなかなかいい感じ♪

息子達、少年剣士にしてみようかと。
だけど実は防具が高い!くさい!
狭い家にあの防具、どうなることやら…
高校生からだって十分いけるはずです。
一緒に少年(青年)剣士の母しましょう。
| なな | 2009/11/05 9:00 PM |
ななさんの息子さんたちは剣道やってるんですね〜。
うちは祖父がやってたんですけど、高校生の時に母に勧められたことがあるんです。で、剣道部見に行ったら・・・顧問が香織みたいに熱くて熱くて。(笑)
ちょっと、いやかなりびびって止めました。(苦笑)

でもこれだけ夢中になれることって素敵だなって思いますよね。
最後香織は大学生だったから、武士道ナインティーンはないんかな。(爆)
もうちょっと二人の行く末見たいですよね。
| じゃじゃまま | 2010/03/04 11:40 AM |
こんばんは。

そうなんです。息子達は新米少年剣士。
先生は厳しいですよ。
月に一度親の稽古会なんていうのもあるけど
ちょっと怖そうなので、遠くから見てるだけにしてます(笑)

もっと武士道シリーズよみたいけれど
きっとないでしょうね。残念です。
| なな | 2010/03/04 9:43 PM |
ななさんへ
私は剣道の知識はまったくないのですが、香織と早苗の試合が楽しそうな様子は伝わってきました。
武士道シックスティーンから読んでいますが、香織の成長が一番印象的でした。最初はジャックナイフみたいでしたからね。怜那との試合でああいった境地になれたのも、きっと早苗との出会いがあったからなのでしょうね。
| 日月 | 2010/03/27 11:00 AM |
日月さん、こんばんは。

私も16.17は剣道の知識がない時に読んだので
もう一度読み返してみようかなって思ってます。

本当にシックスティーンから考えると香織は成長しましたよね。
もっともっと、香織や早苗の成長を見守り続けたい気持ちになりますよね。
| なな | 2010/03/28 12:11 AM |
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