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「これでよろしくて?」川上弘美
川上 弘美
中央公論新社
(2009-09)

JUGEMテーマ:読書


原菜月は38歳。結婚生活にさしたる不満もなく毎日を送っていたのだが…。とある偶然から参加することになった女たちの不思議な集まり。奇天烈なその会合に面くらう一方、穏やかな日常をゆさぶる出来事に次々と見舞われて―。幾多の「難儀」を乗り越えて、菜月は平穏を取り戻せるのか!?コミカルにして奥深い、川上的ガールズトーク小説。

「ガールズトーク」かぁ。たしかにちょっと年齢高めの(元)ガールズトークとでも言いましょうか。面白かったです。あぁ、わかるなぁって事がいっぱいあった。
「これでよろしくて?同好会」いつもきまったレストランで開かれるその会合。それぞれがオーダーして、その日にいる人でキッチリと分けて、会計も電卓を使ってキッチリと割る。食べながら色々な事について議論して行くのですが、その議論のどうでもよさが素敵。そして土井母と八戸みずほの会話のキャッチボールが素敵。職業が結婚正社員の妹尾香子とOLの立木雛子もいいのです。そんな人たちと一緒に居てすごく居心地がいいと感じる菜月。

菜月が「今日はカレーにしようかしら」と思いながら「『いざという時のカレー頼み』がどのくらいの頻度で許されるのかは、悩ましいところだ。夕飯にカレーを出して、いやがられない回数の事だ。」と。「一般的には、週に一回か。二回は多い、ような気もするけど、二週間に三回ならば、大丈夫かもしれない。」と。たしかにあるある。うちは2週に1度が限度だなぁ。息子たちは給食でカレーが出ることもあるし、カレーを作ったら次の日も必ずカレーだし。

突然やってきた「ママン」と努力して仲良くやっていたが、ガツンと打ちのめされた次の「これでよろしくて?同好会」でそんな話をした菜月だが、「オットとハハオヤにはぬらんとしたつながり」があるという。そして嫁はそれに拒否反応を示す、と。たしかに、「ぬらん」はあるかも。わかるような気がする。そして嫁の立場の私は「ゾゾゾ」っとするのです。でも、私には息子が二人。きっといつか私と息子の「ぬらん」を嫁がゾゾゾってするときがくるんだろうなぁとも思う。
| 本:か行(川上弘美) | 21:37 | comments(2) | trackbacks(1) |
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コメント
こんばんは。
TBさせていただきました。
ななさんの記事を読んでいて・・・
あっ、私は、筋張った読み方をして、この本の面白さをうまく汲み取れなかったなと思いました。
確かに細部のリアリティは楽しめていました。は。
| 時折 | 2009/11/06 5:37 PM |
時折さん、おはようございます。

主人公がどうでもいいこと、どうしようもないことを
あれこれ悩んでいるのは「暇なんだなぁ」って思いながらも
色々なところで「おぉ、わかるよ」って言うのがあって
楽しめちゃいました。
| なな | 2009/11/07 10:56 AM |
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川上弘美『これでよろしくて?』
38歳への「これでよろしくて?」 内容(「BOOK」データベースより) 上原菜月は38歳。結婚生活にさしたる不満もなく毎日を送っていたのだが…。とある偶然から参加することになった女たちの不思議な集まり。奇天烈なその会合に面くらう一方、穏やかな日常をゆさぶる出
| 時折書房 | 2009/11/06 5:34 PM |