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「アブさんとゴンザレス」斉藤洋
JUGEMテーマ:読書


砂漠の中に、ひとり残された「ぼく」。謎の人物、アブさんと旅をすることになったけれど…。言葉の読み方のおもしろさに、ハマること、まちがいなし! シュールな、新感覚ストーリー。

斉藤洋さんの本、息子も私もすごく気に入ってます。なんだかすごく面白いのです。

お父さんとお母さんとハイキングに言ったぼくはロープウェイ乗り場の近くのフェンスで囲まれた機械が置いてあった場所で「あぶないからはいってはいけません」という看板を見かける。言葉遊びが好きな僕は「『あぶないから!』は、いってはいけません」って意味かなって考えます。すると濃い霧が出てきてお父さんとお母さんが見えなくなり、気がついたら砂漠にたっていたぼく。目をつぶって数を数えて落ち着こうとするぼくに「どうしたんだい、ぼうや」と声をかけたのがアブさんだった。足元にサソリがいるから黒と黄色のシマの帽子をかぶり、ワゴンに乗ったアブさんの車に飛び乗ったぼくは村から村へとアブさんの手伝いをします。

アブの帽子をかぶったアブさんはぼくの事をゴンザレスと呼ぶ。村から村へとワゴンで移動し、何でも屋になったり、郵便屋になったり、海岸ではパラソルなどのレンタル屋になる。途中でスピード違反してるバイクを見つけたときには違反キップをきります。

なんでもないワゴンがなんでもあるお店になり、どこから出てきたのか自転車まで売ってしまうのです。

お金の単位も面白い。砂漠の村では1カクタス、森の村では1ドングリ。海岸に行くとサクラの花が書いてある1チェリー。バラの花の絵の1ローズ。パンジー札やスイトピー札もあります。

海岸での仕事を終えて、終了かと思ったら満月の夜は海水浴客が帰っても仕事があるというアブさん。それはネッシーに大きなパンをあげること。ネッシーが「おりゃ〜」と叫んで海に戻っていきます。

札と礼の字が似てるとか、「であいの浜辺」の「であい」は「愛してる」の「愛」だとか、「、」読点の打つ場所によって全く違う文章になることなど、小学生には興味深いだろう事がいっぱい。「あぶないからはいってはいけません」の言葉が最後の最後まで効いてます。息子はアブさんに会える秘密の言葉に大興奮でした。
| 本:その他(子供と読む本) | 20:32 | comments(0) | trackbacks(0) |
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