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「村田エフェンディ滞土録」梨木香歩
村田エフェンディ滞土録
村田エフェンディ滞土録
梨木 香歩


今から百年ほど昔、初めて土耳古(トルコ)に歴史文化研究のために留学した村田の滞在録。1899年のイスタンブール。村田が下宿している屋敷の女主人、英国人のディクソン夫人、下宿人の世話をするトルコ人のムハンマド、ドイツ人のオットー、ギリシア人のディミトリス、そして鸚鵡との生活。

1899年、トルコのイスタンブールのお話。ドイツの独逸やヨーロッパの欧羅巴はわかるけど、トルコが土耳古だったりギリシャが希臘になってたりする漢字使いに気分はすっかり100年前です。時代背景もよくわからない昔のトルコにすんなりと入り込んでしまいました。

国境も宗教も違う人たちが一緒に暮らす。考えも違うし、国の情勢少しずつかわって来る。そんな中で友情をはぐくむ村田と下宿人たち。そして色々な目的でトルコに滞在する日本人との交流。そんな村田が大学からの要請で急遽日本に帰るラスト。ディクソン夫人からの手紙が悲しいです。

トルコ人のムハンマドがもらってきた鸚鵡。料理のにおいが食堂に満ちてくると「失敗だ」と一声高く叫ぶ。そして日本に送られてきた後、村田の前で言った「友よ!」など、言葉がわかっているような絶妙のタイミングで喋る。「It’s enough」が気に入ってしまい、マイブームです。何かにつけて頭の中で「It’s enough」って叫んでます。

10年ほど前、自分が留学してた時の事を色々思い出しました。色んな国の人がいて、いろんな宗教があり、色々な考えの人がいる。日本人が病気になったといえば、日本食を持っていってあげたり…今は会うこともない人達。どうしているのかなぁ。
| 本:な行(梨木香歩) | 22:46 | comments(4) | trackbacks(5) |
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コメント
こんにちは。TBありがとうございました。
留学経験があるなんて、うらやましーです!
異国の地での日本食というのは、やはりいいものなのですねー。
| ゆうき | 2006/04/03 10:47 AM |
ゆうきさん、こんばんは。
エッセイを読んだら、梨木さんイギリスに留学経験があるようですね。私のような遊学とは違って、ちゃんと物にしてると思うのですが…
その時に感じたことがこの本になったんじゃないかなぁって思いました。
弱った時には日本食!でした。
普段米なんて食べないのに、「ご飯に納豆。えのきが食べたい」なんて思ってました。
| なな | 2006/04/03 9:41 PM |
こんばんわ^^
留学経験があるなんて、凄いです〜。
異国の地っていうのを、経験したことがないんですよね。
本を読んでいて、日本以外の地を踏んでみたいと思いました。
ラストが凄く切なかったですね。
こういうラストだと思っていなかったので、不意打ちでした^^;
| 苗坊 | 2006/07/27 11:33 PM |
苗坊さん、こんばんは。

留学と言うより遊学だったのですが…
なんとなくこの本を読んでいたらあの時の心細さとか
嬉しかった事なんかを思い出しました。

ラストは本当に不意打ちで、すごい喪失感でした。
| なな | 2006/07/27 11:48 PM |
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